adlens(アドレンズ)は、眼科医やメガネ技術者がいない、またはメガネを買うことが経済的に困難な開発途上国の人々へメガネを提供することと、度数を自在に調節できるメガネを商用化することを目指して、2005年にイギリス・オックスフォードに創設されたブランド。
現在、「アドレンズ スペアペア」と「adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)」のふたつを展開している。
アドレンズ スペアペア
アドレンズ スペアペアは、厚みの異なる2枚のレンズを組み合わせたことで、自分で度数を調節できるメガネの第2弾。
フレーム両端にあるツマミを回すと左右それぞれの度数を調節できるので、視力検査(検眼)の必要がなく、誰でも簡単に素早く使用できるのが特徴。遠視や近視のメガネ、そして老眼鏡としても使用できる。旅行や出張、緊急時の備えとしても活用したい。
アドレンズ スペアペアの詳細
▼「もしもの時」に自分で度数調節できるメガネ「アドレンズ スペアペア」
adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)
簡単にいつでも度数を調整できるメガネ adlens emergensee(アドレンズ エマージェンシー)。
[出典]http://adlensjapan.co.jp/product_emergensee/
adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)は、厚みの形状が異なるふたつのレンズが左右それぞれに組み合わされているのが特徴。左右のレンズの両端にあるダイアルを動かすことで、工具を使うこともなく、いつでも簡単に度数を調整できるのだ。
対応する度数は近視の-6.00から遠視の+3.00までとなっているので、かなり多くのひとが災害などの緊急時などに使うことができる。近視や遠視のメガネとしてはもちろん、老眼鏡としても使えそうだ。
また、何度でも度数の調整ができるので、多くのひとと共用できるのもポイント。災害時だけではなく、家族など誰かと共用するメガネとしても重宝しそうだ…【続きを読む】
adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)の詳細
▼災害時の緊急用に 度数を自在に調節できるメガネ adlens emergensee(アドレンズ エマージェンシー)
adlens P.O.V.(アドレンズ ピーオーヴィー)
adlens P.O.V.(アドレンズ ピーオーヴィー)
image by Adlens
adlens P.O.V.(アドレンズ ピーオーヴィー) は、世界初の液体レンズテクノロジーにより、メガネフレームの左右にあるダイヤルをそれぞれ回すことで、レンズ内の液体(シリコンオイル)の容量を調節し、左右別々に度数をあわせることができるメガネ。
乱視には対応していないものの、近視(-4.5D)から遠視(+3.5D)まで調節することができ、アドレンズ・ジャパンによれば、およそ8割のひとに対応できるという…【続きを読む】
adlens P.O.V.(アドレンズ ピーオーヴィー) の詳細
▼度数を自分で調節できるメガネ adlens P.O.V.(アドレンズ ピーオーヴィー) 12月に発売
開発途上国の人々へメガネを提供したい
眼科医にかかれなかったり、眼鏡を買う余裕のない地域の人々が、誰でも眼鏡を利用できるように創設された「ビジョン・フォー・ア・ネーション」
[出典] http://adlensjapan.co.jp/mission/
adlens(アドレンズ)は、開発途上国の人々に視力矯正の手段(メガネ)を提供することを、会社のビジョンとして掲げている。
眼科医やメガネ技術者がいない、またはメガネを買うことが経済的に困難な人々へメガネを配布するプログラム Vision for a Nation(ビジョン・フォー・ア・ネーション)を通じて、adlens P.O.V.(アドレンズ ピーオーヴィー)がアフリカ・ルワンダの人々にすでに提供されている。
東日本大震災の被災者にメガネを提供
adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)は、東日本大震災の被災地に1,000本が提供されている。
adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)を販売するアドレンズ・ジャパンは、今後も自力で度数の調節が可能なメガネの開発及び提供を通じて、災害時の視力確保の重要性を啓発し、防災・減災に貢献する活動を継続的に行うとともに、東北地方に対する支援活動を行っていくとしている。