Face Fonts(フェイス フォント)は、2007年デビューの日本のメガネブランド。
「フォントデザインの様に眼鏡をかける人の表情を豊かにしたい。」がコンセプト。文章に表情を与えるフォントデザインのように、掛けるひとの表情を豊かにするメガネ、顔文字のように感性に訴えるメガネ作りを目指している。
Face Fonts(フェイス フォント)のフレームは、一見普通のデザインに見える。しかし、世界的なメガネ産地である福井県鯖江市の高い製造技術を生かして、素材と製法にとことんこだわったデザインは、掛けるひとの表情に深みと豊かさを与えてくれるのだ。
ブランド立ち上げ当初からこだわっているのは、樹脂と金属という異素材の組み合わせ。それぞれのカラーと質感が重なり合うことで、立体感あふれる深く豊かな表情と優しい掛け心地が得られるよう、細やかにデザインされている。
樹脂にはメガネフレームで一般的なアセテートではなく、あえてナイロンを使用。アセテートに比べて、ナイロンは長く使用しても変形しにくく、型に流して整形することでより精度の高いパーツが作れることと、透明感が高いことが、その理由だ。
また、金属にはチタンやステンレスを要所要所で使い分け、適切な加工が施すことで、顔を優しく包み込むような掛け心地を実現している。機能性の高いデザインになっているにもかかわらず、それを感じさせないのも Face Fonts(フェイス フォント)の魅力と言える。