MONOQOOL(モノクール)は、2008年に二人のデンマーク人により設立されたメガネブランド。2009年9月の SILMO(パリで開催される世界最大級のメガネ展示会)で世界デビューした後、日本でも取り扱い店を徐々に増やしている。
最大の特徴は、デンマークのデザインと日本の技術との融合。シンプルかつ繊細で、斬新な構造を形にできたのも、デンマークと日本のコラボならではなのだ。
MONOQOOL(モノクール)では現在、らせん状のパーツが印象的な Helix シリーズと2本のテンプル(つる)が重なり合った Twins のふたつのシリーズがラインアップされている。
Helix
らせん状のテンプル(つる)を穴に差し込んで、クルクルと回すだけで固定される独創的なデザイン。Image by MONOQOOL
Helix はテンプル(つる)の端がスパイラル(らせん状)になっていているのが一番の特徴だ。
普通のフレームの場合、ヒンジ(メガネのフロントとテンプルをつなぐ部分。丁番とも呼ばれる。)は溶接とネジで固定された複雑な構造をしているものが多い。しかし、Helix のヒンジはテンプルと一体化したシンプルなもので、見た目にもとても美しい。らせん状のテンプルをフロントに開けられた穴に差し込んで、クルクル回すだけできちんと固定されるのだ。
また、ヒンジとテンプルが一体化しているので溶接部分がはがれることないことや、ネジを使っていないのでネジがゆるむこともないのもとても機能的。こうしたデザインと機能性が見事に融合しているのは、デンマークのデザインと日本の技術のコラボのおかげだ。
テンプルの素材には軽くて弾力性の高いベータチタンを使用。しなやかな掛け心地が堪能できる。
Twins
MONOQOOL Twinsシリーズの Heron (image by MONOQOOL)
Twins は色と形が異なるふたつのパーツが重なり合ったテンプル(つる)が印象的。シンプルながらも立体的なフォルムがほどよいアクセントになっている。
フロント・テンプルとも素材には軽くてしなやかなベータチタンを使用。しかも、厚さ 0.6mm と極薄なので軽さと掛け心地は抜群だ。
また、レンズの形もきれいなものがそろっており、着回ししやすいのもうれしい。