Seacret Remedy(シークレット レメディ)は、女性をより美しく、より魅力的に演出するアイウェアを追求することを目指して2010年秋にデビュー。
国内メガネメーカーで経験を積んだ小向真由美氏がディレクションを、メガネブランド USH(アッシュ)の外山雄一氏がデザインを、それぞれ手がけている。
ブランド名の「Seacret(シークレット)」とは、Sea(母なる海)とSecret(秘密)を組み合わせた造語。
また、「Remedy( レメディ)」とは、植物や鉱物、宝石といった自然界のものから抽出し、無毒化された砂糖玉のことで、いわゆる漢方のようなものを指している。
Seacret Remedy(シークレット レメディ)のフレームには、掛けた女性が心地よいと感じる「秘密の処方」が随所に隠されており、メガネを女性の魅力を引き出す小道具として使ってほしいという思いが込められている。
ファーストコレクションに隠された「秘密の処方」
2010年秋に発表されたファーストコレクションは全てプラスチックフレーム。プラスチックならではの表現をあらゆる角度から追求している。
「秘密の処方」その1~シンプル&ベーシック
どのモデルも正面からのスタイルは、あえてベーシックなデザインにすることで、上品さや美しさを表現。成熟した感性の女性にとってのハイスタンダードなメガネに仕上がっている(写真1)。
(写真1)
Seacret Remedy(シークレット レメディ)
S-001 Penny
カラー:4(マーブルレッド)。
image by Seacret Remedy
「秘密の処方」その2~度が強くても気にならない
度の強いひとほど、どうしてもレンズが厚くなってしまうことや、レンズ越しに見える目元のラインが歪んでしまうこと、また、近視のひとの場合には目が小さく見えてしまうことを気にする女性は多い。
そんな女性の悩みを減らすべく、サイドのふちを厚くしてレンズの厚さをカバーしているほか、リング状のモチーフを施してレンズ越しの目元からモチーフへ視線をそらすようなデザインとなっている(写真2)。
(写真2)
Seacret Remedy(シークレット レメディ)
S-001 Penny
カラー:1(ベージュ・バイオレット)。
image by Seacret Remedy
「秘密の処方」その3~ミルフィーユカラー
1stコレクションで特に目を惹くのは、プラスチック生地を何層にも貼り合わせて作った「ミルフィーユカラー」。何度もサンプルを作り、試行錯誤を重ねて作り上げられた「ミルフィーユカラー」は、一見派手に見えるものでも、掛けたときに肌から浮かない、絶妙なカラーリングに仕上がっている(写真3)。
(写真3)
Seacret Remedy(シークレット レメディ)
S-004 Enid カラー:2(ラベンダー&ウォーター)。
image by Seacret Remedy
「秘密の処方」その4~女性がときめくカラーリング
レーシーで透け感のあるカラーや、ゴールド、ブラウンといったランジェリー風のカラー、グリッターを散りばめたものなど、女性がときめくようなカラーリングも Seacret Remedy(シークレット レメディ)の特徴。女性ディレクターならではの感性が際立っている(写真4)。
(写真4)
Seacret Remedy(シークレット レメディ)
S-003 Margot
カラー:4(レーシーグレー)。
image by Seacret Remedy