SHU・KUMEDA(シュウ・クメダ)は「日本人による日本人のための眼鏡」がコンセプト。デザインも機能も日本人にふさわしいメガネ作りを目指し、日本人特有の頭の形に着目した全く新しいメガネ作りを展開しているブランドだ。
欧米人に比べて奥行きがなく、凹凸の少ない日本人の頭の形にフィットさせるために、SHU・KUMEDA(シュウ・クメダ)のフレームは「ミルフィーユ構造」と「センターホールド構造」という独自のデザインがなされている(写真2)。
「ミルフィーユ構造」とは、フロントと呼ばれるレンズを固定するパーツがミルフィーユのように層になっていることから名付けられたもの。フロントの裏側に仕込まれたバネにテンプル(つる)がついていることで、頭を優しく包み込むような掛け心地が得られるのだ。
このバネはフロントの中心に固定されている。これが「センターホールド構造」だ。一般のメガネフレームのテンプル(つる)はフロントの両端についているために、掛けているうち余分な力が伝わり、フロントが変形してしまうこともある。しかし、「センターホールド構造」ならバネの弾力性のおかげもあって、フロントに余分な力がかからないので変形が少ないのだ。
また、顔に奥行きと立体感を与えてくれるのもうれしいところ。見た目と機能が両立した優れたデザインのフレームに仕上がっている。