starck eyes(スタルク アイズ)は、建築家やインダストリアル・デザイナーとして活躍する Philippe Starck(フィリップ・スタルク)と、メガネデザイナー alain mikli(アラン ミクリ)とのコラボにより、1996年に生まれたブランド。
コンセプトは「1000年先を見据えたデザイン」。余分なものをそぎ落としたシンプルで美しく、普遍的なデザインが特徴で多くの人々を魅了している。
機能面では、人間工学を応用してひとの肩関節の仕組みを元に作られた360°動くヒンジ「biolink(バイオリンク)」が最大の特徴(※)。ソフトな掛け心地を実現すると同時に、型崩れの少ないフレームに仕上がっている。biolink(バイオリンク)のすばらしい動きを堪能したいがために、ヒンジをクルクルしまくったあげく、壊してしまったひともいるとかいないとか…。
2009年には、NHKドラマで映画化もされた「ハゲタカ」の主人公・大森南朋さんが演じる鷲津政彦のメガネ PL0001-0003(P0001-03)が注目を集め、全国各地でオーダーが殺到。数ヶ月待ちとなるほどの人気を博した。
2013年に alain mikli(アラン ミクリ)がイタリアの世界最大手メガネ・サングラスメーカーである Luxottica(ルックスオティカ)の傘下に入った。それに伴い、Philippe Starck(フィリップ・スタルク)も alain mikli(アラン ミクリ)の一部として Luxottica(ルックスオティカ)の傘下に入った。
2019年春のコレクションより、ブランド名が STARCK BIOTECH PARIS(スタルク バイオテック パリ)に変更された。
(※)ヒンジとは、テンプル(つる)の根元にある蝶番(ちょうつがい)のこと。丁番(ちょうばん)とも呼ばれる。一般的なメガネのヒンジは、左右にしか動かない。
この投稿をInstagramで見る