格安メガネの定番ブランド Zoff(ゾフ)は、販売したメガネフレームの一部に不具合が生じる事例があったことを公式サイトで明らかにした。該当商品に不具合が生じた場合には、同じ価格の商品と交換するという。
公式サイトによれば不具合が報告されたフレームは ZJ83005 と ZJ83006 の2品番。品番はテンプル(つる)の内側の刻印で確認できる。
Zoff(ゾフ)では該当商品を持っているひとに対して「誠にお手数ですが最寄りの店舗までご連絡くださいますようお願い申し上げます」と呼びかけている。
Zoff(ゾフ)に電話で取材したところ、不具合が見つかったのはテンプル(つる)の付け根部分で、ひびが入ってしまったり折れるなどして、テンプル(つる)が取れてしまった事例もあったとのこと。
同じ商品の改良版ではなく、同額商品との交換で対応する理由は、改良版を出すにしても時間がかかり、ユーザーに迷惑を掛けてしまうからだという。なお現在のところ、不具合が生じた商品の改良版を出すかどうかは未定となっている。
すでに不具合が生じている場合に交換するのはもちろんのこと、今のところ不具合が生じていなくても、不安に思うユーザーに対しては商品の交換を受け付けるので、気になるひとは最寄りの Zoff(ゾフ)の店舗に相談するのをおすすめする。買ったときの保証書やレシートなどがなくても交換に対応してくれるので安心だ。
また、交換には期限を設けていないので、該当商品に今のところ不具合がなく、気に入っているので同じものを使い続けたい場合には、慌てて交換しなくても大丈夫だ。
CSR(企業の社会的責任)が求められるようになってきた時代の流れはあるにせよ、商品の不具合をホームページ上で公開する Zoff(ゾフ)の姿勢には好感が持てる。また、電話取材時の担当者が真摯に対応してくれたことも付け加えておこう。