JINS(ジンズ) 新シリーズメガネ Titan frame(チタン フレーム)発売
- 配信日 2010.10.14
- 最終更新日 2011.06.09
- さくらヒロシ(メガネ情報サイトGLAFAS編集長)
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メガネ店 JINS(ジンズ)は看板商品 Air frame(エア・フレーム)に次ぐ、第二の主力商品となる Titan frame(チタン フレーム)を10月15日(金)に発売する。
Titan frame(チタン フレーム)はその名の通り、純国産チタン素材を使ったフレームで、デザイン家電 amadana(アマダナ)などを手がける鄭秀和氏がデザインを監修。
価格はレンズ込みで5,990円からと「メガネの常識を突き破る」 JINS(ジンズ)にふさわしい安さ。この価格でこのクオリティは、他社にはなかなか追従できないであろう。
JINS(ジンズ) Titan frame(チタン フレーム)
Air frame ではカジュアルすぎると感じるビジネスマンに向けて
10月13日に行われた新作発表会で田中社長は、Titan frame(チタン フレーム)は JINS(ジンズ)の看板商品 Air frame(エア・フレーム)では派手すぎる、カジュアルすぎると感じるビジネスマンに向けて作ったと語った。
Titan frame(チタン フレーム)を発売することで、ビジネスマンに JINS(ジンズ)というブランドの認知を広めて、購買につなげていきたいという。
「メガネを掛ける全てのひとに」
今回発売される Titan frame(チタン フレーム)は20型100パターン。
続いて田中社長は「メガネを掛ける全てのひとに」チタン製フレームを掛けてほしいという思いを語った。
今回発売される Titan frame(チタン フレーム)は20型100パターン。より幅広い世代に対応するために、これまでの JINS(ジンズ)のフレームに比べて、レンズの上下幅が大きいものがラインアップされているのも特徴だ。
さらに田中社長は「Titan frame(チタン フレーム)と同じようなモノは、フレームだけで30,000円くらいするところが結構多いですね。」と、チタン製フレームの市場価格が高いことを指摘。
JINS(ジンズ)の事業価値である「メガネを掛ける全てのひとに」を実現するために、チタン製フレームをレンズ込みで5,990円という低価格で発売することを決めたという。
「掛け心地がいいものを作りたい」
Titan frame(チタン フレーム)の4つの特徴。
Titan frame(チタン フレーム)は「掛け心地がいいものを作りたい」という思いから、次の4つの特徴を持っている。
- 「コンフォートモダン」:耳のまわりのフィット感を追求するために、日本人の頭の形に合わせて立体的に作られている。
- 「3D鼻パッド」:日本人の鼻にあわせて端を反らせた立体的なデザインで、ずり落ちにくいほか、鼻に跡が付きにくい。
- 「ダブルブリッジ」:フレームの強度を増すために二重構造になっているが、正面から見ると一本に見えて、スッキリとした印象になっている。
- 「IPコーティング」:カラーがはがれにくく、耐久性が高い。
掛け心地を追求し、計算しつくされたコンフォートモダン
日本人の鼻にあわせて、ズレにくく、跡が付きにくい3D鼻パッド
掛け心地を追求するために、Titan frame(チタン フレーム)には最新の3D技術を駆使。日本人の顔や頭のカタチに沿うよう計算されている。
日本人の顔、頭のカタチを徹底研究したフレームデザイン
鄭秀和氏がデザイン監修
田中社長いわく「デザインがダサくなると、商品価値が落ちてしまう」として、デザイン家電 amadana(アマダナ)などを手がける鄭秀和氏が Titan frame(チタン フレーム)のデザイン監修をしている。
新作発表会では、田中社長と鄭氏とのトークセッションが開催された。
デザイン事務所「インテンショナリーズ」代表である鄭秀和氏がデザインを監修。鄭氏は JINS(ジンズ)の店舗デザインも監修している。
トークセッションの冒頭、鄭氏は今回デザインの監修を引き受けた理由を次のように語った。
メガネのデザインは椅子に近いので、奇抜なデザインをすればいいというものではない。
掛け心地や自然にフィットするフォルムなど、あんまり表だって見えてこないデザインがものすごく比重を占めているので、デザインをする部分は非常に責任が重いと感じた。
また、メガネを掛けて育ってきていないので、(メガネのデザインを)理解するのに時間がかかったが、新しい挑戦をしてみたいと思い引き受けた。
特に耳かけと鼻パッドのデザインに関わったという鄭氏は、デザインのポイントについて
最終的にひとの顔に当たる部分は鼻パッドと耳当ての部分。これらは一見すると脇役で、見えるところではないが、3Dのデザインソフトからそのまま立体になるような生産工程も考えながら、より人間にフィットするような高いレベルのものにすることを心がけた。
と語った。
鄭氏のデザインに対して、田中社長は「とても品よく仕上がった」と満足げに語り、「開発当初は社内でデザインを試みたが、満足のいくものができなかったため、鄭氏にデザイン監修を依頼した」と明かした。
すでに進行しているという次のデザインについて、鄭氏は「これまでの JINS(ジンズ)らしさを生かしたベーシックなデザインの商品と、『インテンショナリーズモデル』と呼べるような見た目のデザインに特化した商品を水面下で進めている。」と語った。
トークセッションの最後、田中社長は「これからも、価格にもデザインにも妥協しないモノ作りを続けていきたい。どこに出しても恥ずかしくないデザインを追求していきたい。」と意気込みを語り、締めくくった。
JINS(ジンズ)田中社長と鄭秀和氏のツーショット