大手メガネチェーン メガネスーパーは、軽さと掛け心地、フィット感にこだわったメガネフレーム Air Fit(エアフィット)を発売した。
プレスリリースによれば、JINS(ジンズ)の Air frame(エア・フレーム)、眼鏡市場の FREE FiT(フリーフィット)といった競合他社が先行している軽さや掛け心地のよさを追求したフレームとの差別化を図るべく、鼻あてやテンプル(つる)に独自のデザインを取り入れている。
価格はレンズ込みで10,000円。メガネスーパー独自の「フレームオンリープライス」となっており、超薄型から遠近両用まで22種類のレンズを追加料金0円で選ぶことができる。
メガネスーパーの新作メガネフレーム「Air Fit」。image by メガネスーパー。
あの人気フレームと同じ素材を使用
Air Fit(エアフィット)の素材は、JINS(ジンズ)の Air frame(エア・フレーム)や Zoff(ゾフ)の Super Fit(スーパーフィット)などにも使われている TR-90。
TR-90 はスイスで開発された素材で、軽くて弾力性が高いのが特徴。また、ほ乳瓶や医療用カテーテルなどにも使われるほどの安全性の高さも魅力だ。
鼻あてとテンプル(つる)に独自のこだわり
競合他社の先行商品との差別化を図るべく、 Air Fit(エアフィット)は鼻あてやテンプル(つる)の先端部に独自のデザインを取り入れている。
鼻あては日本人の顔にフィットするように計算されたカタチになっているほか、復元しやすいように作られている。ほどよい高さと幅があるので、メガネがズルズル下がったり、レンズにまつげが当たる心配が少ないのがうれしい。
また、テンプル(つる)の先端部は幅広になっているので、締め付け感が少なく、快適なフィット感が得られそうだ。
(写真右)鼻あて部分。(写真左)テンプル(つる)の先端部。image by メガネスーパー。
お買い得度はまずまず
Air Fit(エアフィット)の価格はレンズ込みで10,000円。ほかのメガネ店の競合商品と比べてみると、まずまずのお買い得と言えそうだ。
競合商品のひとつである眼鏡市場の FREE FiT(フリーフィット)はレンズ込みで15,750円。指定された22種類のレンズの中から選べば、 Air Fit(エアフィット)のほうが安い。しかし、眼鏡市場のほうが選べるレンズの種類が多いので、超薄型の遠近両用レンズを選ぶなら、追加料金のかからない眼鏡市場がのほうが安い。
もうひとつの競合商品である JINS(ジンズ)の Air frame(エア・フレーム)は、レンズ込みで4,990円、5,990円、7,990円とかなりリーズナブル。単純に価格だけで言えば JINS(ジンズ)の安さは際立っている。
しかし、メガネスーパーのほうが視力検査(検眼)に時間を掛けてじっくりとやってくれることや、ベテランも多く掛け心地の調整が上手いひとに当たる可能性が高いことを考えると、 JINS(ジンズ)よりも安いと言えるかもしれない。
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メガネスーパーの「フレームオンリープライス」についての解説。
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Air Fit(エアフィット)のメリット・デメリット
「軽くて締め付け感のないソフトな掛け心地」が、「フワフワして落ち着かない」と感じるひともいるほか、素材の弾力性と復元性が高いため、掛け心地を大きく調整できないのがデメリット。
メガネスーパーと JINS(ジンズ)の技術・サービスを徹底比較
メガネ店勤務16年のプロの目でチェックしたレビュー。じっくりと時間を掛けてメガネを買いたいひとにはメガネスーパーがおすすめ。気軽にメガネを買いたいひとには JINS(ジンズ)がおすすめ。