無印良品は、全国15店舗で販売している「無印良品のめがね」を順次リニューアルしていくことを明らかにした。
プレスリリースによると、今回のリニューアルの目的は「掛け心地の徹底追求」。顔を優しく包み込むようなホールド感を実現しながらも、メンテナンスしやすく耐久性にも優れた「Uバネ機構」を独自開発。好きなフレームとテンプルを自由に組み合わせることで「自分だけのめがね」を作ることができる仕様や価格はそのままに展開していく。
独自開発した「Uバネ機構」
(写真1)無印良品が独自開発した「Uバネ機構」。メンテナンスしやすく、耐久性にも優れている。image by 良品計画
無印良品のめがねは、掛けごこちを徹底的に追求するために、「Uバネ機構」を独自に開発した(写真1)。文字通り、U字型のバネにより、顔を優しく包み込むような掛け心地を実現している。
実は、以前から「バネ丁番」と呼ばれるものが数多く出回っており、「Uバネ機構」のようにテンプル(つる)をつなぐ部分にバネを使うことは、今に始まったことではない。
この「Uバネ機構」は、従来の「バネ丁番」に比べて構造がシンプルなので、ゴミや汚れがたまりにくく、メンテナンスが簡単なのがポイント。「バネ丁番」はゴミが汚れがたまってしまうと動きが固くなってしまうので、定期的にメガネ店で洗浄・注油することが必要なのだ。
また、無印良品によると、「Uバネ機構」は「バネ丁番」よりも耐久性に優れているので、機能が劣化しにくいのだという。
JINS(ジンズ)の Air frame(エア・フレーム)が大ヒットしたことにより、掛け心地のよさを追求したメガネは、今やちょっとしたトレンドとなっており(下記の関連記事参照)、無印良品のめがねのリニューアルも、こうしたトレンドを受けてのものかもしれない。
(写真2)無印良品の新作めがね。image by 良品計画
組み合わせ自由自在の「自分だけのメガネ」
(写真3)無印良品のめがねはパーツを自由に組み合わせることで「自分だけのメガネ」を手に入れることができる。
(出典)http://www.muji.net/glass/concept.html
無印良品のめがねは、レンズを固定するフロント、テンプル(つる)をさまざまな色・素材の中から自由に選ぶことができるのが特徴。パーツを自由に組み合わせて、自分だけのメガネを作ることができるのが魅力だ。
もちろん、今回のリニューアル後も、「自分だけのメガネ」を作れる仕様はそのまま。メガネを選ぶときに、「レンズはこの形がいいけど、テンプル(つる)の色が気に入らない」といった経験のあるひとには、うれしい仕様となっている。
また、パーツを自由に組み合わせることができるので、一部が壊れてしまった場合にも、パーツを交換すれば長く使えるというのも魅力。「ものを大切にし、暮らしのムダを減らす」という無印良品の発想が生かされている。また、パーツを取り替えることで、イメージチェンジも楽しむことができる。
9月16日(金)より順次発売
(写真4)無印良品の新作めがね。image by 良品計画
「掛け心地の徹底追求」をした新しい無印良品のめがねは、9月16日(金)にプラスチック、アルミ素材のものが、10月14日(金)にはステンレス、チタン素材のものがそれぞれ発売される。
また、9月16日(金)発売分は、9月1日(木)より無印良品 有楽町店にて先行発売されているので、いち早くチェックしたひとは足を運んでみよう。
無印良品のめがねとは
無印良品のめがねは、レンズを固定するフロント、テンプル(つる)をさまざまな色・素材の中から自由に選ぶことができるのが特徴。数万通りのバリエーションの中から、自分だけのメガネを作ることができるのだ…【続きを読む】