メイド・イン・ジャパンの新しいメガネブランド Walden(ウォールデン)が、10月11日(火)より東京ビッグサイトで開催されたアジア最大級のメガネ展示会 IOFT でデビューした。
Walden(ウォールデン)はクラシックをベースとしながらも、素朴でちょっとかわいらしいデザインが魅力。今や定番となったクラシカルなメガネの中でも、ひと味違う個性を放っている、期待のブランドだ。
ブランド名は、アメリカの作家ヘンリー・D・ソローの名作「ウォールデン 森の生活」からインスパイアされたもの。「人間と自然や森林との調和」をコンセプトに、都会で暮らしていると忘れがちな、自然や森林と生きることの大切さを、メガネというプロダクトを通じて伝えることを目指していて、モデル名にはすべて木の名前が使われている。
POPLAR
POPLAR(写真1・2)はボストンと呼ばれるスタイルのフレーム。ボストンタイプのフレームは意外と主張が強く、掛けこなすのが難しいのだが、この POPLAR はラインの丸みや強弱が絶妙なので、気負わずに掛けることができるだろう。
Walden(ウォールデン)のフレームには、カラーの美しさに定評があるイタリアのマツケリー社の生地が使われており、クラシカルでおしゃれな雰囲気をさらに盛り立てている。
そして、生地の美しさをより引き立てているのが、メイド・イン・ジャパンであること。メガネフレームは仕上げの善し悪しで、色つやや質感が大きく変わってくるのだが、Walden(ウォールデン)のフレームは、世界でも有数のメガネ産地である福井県鯖江市の匠の技により、上質かつ暖かみを感じるメガネに仕上がっている。
(写真1)Walden(ウォールデン) POPLAR を正面から見たところ。
(写真2)Walden(ウォールデン) POPLAR を斜めから見たところ。
LINDEN
LINDEN(写真3・4)は、スクエアなフォルムが印象的なフレーム。今や定番のウェリントンタイプとは、ひと味違う雰囲気が楽しめそうだ。
Walden(ウォールデン)のセル(プラスチック)フレームは、鼻のカタチにあわせて調節ができる鼻あてがついているのもポイント。しかも、目立ちにくいオリジナルデザインになっているので、セル(プラスチック)フレームの雰囲気を壊さずに掛けられるのがうれしい。
Walden(ウォールデン)はあくまで女性をメインターゲットにしてはいるが、この LINDEN などは男性が掛けるのも大いにアリだろう。
(写真3)Walden(ウォールデン) LINDEN を正面から見たところ。
(写真4)Walden(ウォールデン) LINDEN を斜めから見たところ。
MAPLE
MAPLE(写真5・6)は、コロンとした丸みのあるラインがかわいいフレーム。顔にほどよくなじみながらも、掛けるひとの個性を引き出してくれるデザインに仕上がっている。今回ピックアップしたカラーは透け感が美しく、特に女子におすすめだ。
Walden(ウォールデン)のフレームには、テンプル(つる)にスプリングが内蔵されている。そのため、セル(プラスチック)フレームでありながらも、ソフトな掛け心地になっているのだ。
(写真5)Walden(ウォールデン) MAPLE を正面から見たところ。
(写真6)Walden(ウォールデン) MAPLE を斜めから見たところ。
人気ブランド EFFECTOR(エフェクター)の妹分?
Walden(ウォールデン)は、ロックテイストあふれるデザインで人気のメガネブランド EFFECTOR(エフェクター)の「妹分」と言ってもいいかもしれない。
というのも、Walden(ウォールデン)は、EFFECTOR(エフェクター)を手がけるメガネセレクトショップ CRADLE(クレイドル)と、BEAUSOLEIL(ボーソレイユ)、 Eye'DC(アイディーシー)、CALAF(カラフ)の日本総代理店を務めるトゥーランドットがタッグを組んで手がけているのだ。
Walden(ウォールデン)はあくまで女性をメインターゲットにしてはいるが、男性が掛けるのも大いにアリ。メガネでおしゃれを楽しみながら、個性を演出したいひとや、これまでのクラシカルなメガネとはひと味違うものを掛けたいひとは、性別や年齢を問わず、チェックしてみては。