「着替えるメガネ」がコンセプトのメガネ店 ALOOK(アルク)は、オールハンドメイド100%日本製のセルロイドフレーム XYLO(ザイロ)の第2弾を12月10日(土)より発売する。
プレスリリースによると、今回発売するXYLO(ザイロ)第2弾は、セルロイドという素材の魅力を十分に引き立たせるために、世界的なメガネ産地である福井県鯖江市のメガネ職人に製作を依頼。
組立から仕上げの磨きまで、ひとつひとつを全て手作りで仕上げたことで、一般的なプラスチック(アセテート)フレームとはひと味違う色つやなど、セルロイドの魅力を体感できるフレームに仕上がっているという。
【追記:2012年12月11日】
2012年12月10日より第3弾が発売開始。
セルロイドとは
(写真1)alook(アルク) XYLO(ザイロ) 第2弾。
セルロイドは、メガネの素材として最も古いもののひとつ。ニトロセルロースと樟脳(しょうのう)などから合成される樹脂で、弾力性があり衝撃にも強いほか、耐久性も高く、型くずれしにくいといった特徴を持っている。
しかし、紫外線や汗などで変色してしまうことや、製造過程での取り扱いが難しいこと、原材料を長い間保管して、十分に乾燥させなければいけないことなどから、量産にはあまり向かないため、現在流通しているプラスチックフレームのほとんどはアセテートという素材のものとなっている。
プラスチック製のメガネフレームのことが「セルフレーム」と呼ばれることも多いのは、かつてプラスチックフレームの多くはセルロイド製だったことに由来している。
最近では、独特の深い色つややあたたかみなどが再評価されて、セルロイドフレームを好んで掛けるひとも増えてきている。
細部にあふれるこだわり
(写真2)alook(アルク) XYLO(ザイロ) 第2弾のクローズアップ。
ALOOK(アルク)の XYLO(ザイロ)第2弾は、セルロイドの魅力を引き立てるべく、細部にまでこだわって作られている。
テンプル(つる)の付け根部分は、メガネの善し悪しが問われる部分なのだが、XYLO(ザイロ)第2弾ではピッタリとすき間なく仕上げられている。また、ヒンジ(蝶番・ちょうつがい)のカシメ金具も、ほどよいアクセントになっている(写真2・左)。
また、テンプル(つる)をつなぐヒンジには、ひんぱんに掛け外ししても壊れにくいよう、5連タイプのものが使われている(写真2・中)。
さらに、100%日本製の証として、テンプル(つる)の裏側には「MADE IN JAPAN」の刻印が施されている(写真2・右)。
3,000本限定、レンズ込みで12,600円
XYLO(ザイロ)第2弾は全4型で、価格は12,600円(レンズ込み※)とセルロイド製フレームとしてはリーズナブルな価格となっている。3,000本の限定販売なので、気になるひとは早めにチェックするのがいいかもしれない。
※標準レンズや、薄型レンズなどの追加料金については以下のリンクから。
XYLO-06
(写真3)alook(アルク) XYLO(ザイロ) XYLO-06。価格:12,600円(屈折率:1.55 標準レンズ込み)
(出典)http://www.alook.jp/products/detail/2388
ほどよく丸みのある柔らかなラインなので、気負わずに掛けることができそう。
XYLO-07
(写真4)alook(アルク) XYLO(ザイロ) XYLO-07。価格:12,600円(屈折率:1.55 標準レンズ込み)
(出典)http://www.alook.jp/products/detail/2390
定番のウェリントンタイプを、現代風にエッジを効かせて仕上げたフレーム。
XYLO-08
(写真5)alook(アルク) XYLO(ザイロ) XYLO-08。価格:12,600円(屈折率:1.55 標準レンズ込み)
(出典)http://www.alook.jp/products/detail/2393
丸みとエッジ感がバランスよく配されているのがポイント。いい意味でクセがなく、着回ししやすいフレーム。
XYLO-09
(写真6)alook(アルク) XYLO(ザイロ) XYLO-09。価格:12,600円(屈折率:1.55 標準レンズ込み)
(出典)http://www.alook.jp/products/detail/2395
レンズも大振りで、今回の第2弾ではもっともクラシカル感にあふれるフレーム。
alook(アルク)とは
alook(アルク)のコンセプトは「着がえるメガネ」。Tシャツやアクセサリー感覚で買えるよう、価格設定はレンズ込みで、5,250円、8,400円、10,500円、12,600円となっている。
同価格帯の Zoff(ゾフ)や JINS(ジンズ)と同様、毎月新作メガネを発売。毎月100バリエーション以上の商品が追加されるので、お店に行くたびに新しいフレームを見ることができるのが魅力だ…【続きを読む】
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