格安メガネの定番ブランド Zoff(ゾフ)は、素材に特殊プラスチック ULTEM(ウルテム)を使った軽くてタフなメガネ Zoff SMART(ゾフ スマート)の新作を発売した。
2月23日(木)におこなわれた新作発表会で、Zoff(ゾフ)は Zoff SMART(ゾフ スマート)を2012年の”戦略商品”として位置づけると発表。4月には子ども用の「for kids」を発売するなど、バリエーションをさらに拡大していくという。
また、万一 Zoff SMART(ゾフ スマート)が壊れても、1年間は無償交換するサービスもあわせてスタートした。
「軽さ」と「タフさ」を両立させた「最強のメガネ」
(写真1)Zoff SMART(ゾフ スマート) ZK11011A B-1B を正面から見たところ。【クリックして拡大】
Zoff SMART(ゾフ スマート)は、軽量特殊プラスチック ULTEM(ウルテム)をフレームの素材として使用。最軽量モデルで9.4gという軽さと、優れた弾力性と復元性による丈夫さ、耐熱性の高さが特徴だ。
メガネの素材や製造技術が進化したことに加えて、JINS(ジンズ)の Air frame(エア・フレーム)をはじめとする「軽量メガネ」が人気を集めるなど、軽いメガネは今や決してめずらしいものではない。
そんな状況の中、”「軽さ」と「タフさ」を両立させた最強のメガネ”として発売された Zoff SMART(ゾフ スマート)は、Zoff(ゾフ)としては過去最高の販売本数を記録している。
(写真2)Zoff SMART(ゾフ スマート) ZK11011A B-1B を斜めから見たところ。【クリックして拡大】
軽さや丈夫さといった機能性を重視したメガネは、男性の人気を集めるのが一般的。しかし、「赤ちゃんに引っ張られても大丈夫」、「かけたまま寝ても平気」、「鼻にメガネの跡が付きにくい」とPRしたことで、Zoff SMART(ゾフ スマート)の購入者は約半数が女性という結果となっている。
(写真3)Zoff SMART(ゾフ スマート)の新作ラインアップ。【クリックして拡大】
新作が登場したことで、Zoff SMART(ゾフ スマート)のバリエーションは72種類に拡大。顔になじみやすい小ぶりなタイプや定番のウェリントン、レンズの上下幅が大きいタイプなどカタチもさらに豊富になったほか、カラーバリエーションも充実している。
Zoff(ゾフ)公式サイト内の Zoff SMART(ゾフ スマート)特集ページでは全バリエーションをチェックできるほか、 Zoff(ゾフ)オンラインストア から購入することもできる。
「壊れにくいメガネがほしい」というニーズに応える
(写真4)Q1 あなたはこれまでにメガネのフレームを壊したことはありますか image by インターメスティック
Zoff(ゾフ)では10月17日~10月18日に、20歳~69歳のメガネユーザー(男女391名)を対象にアンケート調査をおこなった。その結果、メガネユーザーの約7割(70.7%)が、「メガネのフレームを壊した(壊された)ことがある」と回答している(写真4)。Zoff SMART(ゾフ スマート)がヒットしている背景には、「壊れにくいメガネがほしい」というニーズに応える「タフさ」が、多くのひとに受け入れられていると言えそうだ。
(写真5)Zoff(ゾフ)の新CM「Zoff SMART 登場篇」より。image by インターメスティック
Zoff(ゾフ)では、5,250円、7,350円、9,450円のスリープライスを基本にメガネを販売している。これまでのヒット商品は、すべて5,250円のものだったが、過去最高の販売本数を記録した Zoff SMART(ゾフ スマート)は9,450円という高価格帯の商品だ。
値段が高いにもかかわらず、過去最高の販売本数を記録したということは、「こんなに軽くて丈夫なら、この値段でも高くない」というように、Zoff SMART(ゾフ スマート)の「軽さ」や「タフさ」がとらえられているのではないだろうか。
メガネを目的別に複数持つ時代がやってくる
(写真6)メガネ業界の市場規模は”右肩下がり”。しかし、2009年と2010年の市場規模がほぼ変わらないことから、Zoff(ゾフ)では“底打ち傾向”にあるととらえている。
眼鏡光学出版の「眼鏡DB(データベース)2011」によると、メガネ業界の市場規模は年々減少傾向にある。しかし、2009年と2010年の市場規模を比べると、ほぼ変化が見られないことから、Zoff(ゾフ)ではメガネ業界の市場規模は“底打ち傾向”にあるととらえている(写真6)。
2月23日(木)におこなわれた Zoff SMART(ゾフ スマート)の新CM・新製品発表会で Zoff(ゾフ)の上野社長は次のように語った。
これからはメガネを目的別に複数本持っていただく、そういう環境が整ってきたのではないでしょうか。
これからの10年は、もっともっとメガネの所有本数が増えて、市場規模が大きくなっていくという見込みを立てております。
スポーツ用メガネやパソコン用メガネなど、目的別の用途に特化したメガネが続々と登場していることもあり、これからはメガネを複数使い分けるひとが、ますます増えていくかもしれない。
Zoff SMART(ゾフ スマート)を“戦略商品”に
(写真7)Zoff SMART(ゾフ スマート)シリーズの2012年発売予定ラインアップ。image by インターメスティック
そんな状況の中、Zoff(ゾフ)では Zoff SMART(ゾフ スマート)を2012年の”戦略商品”として位置づけ、バリエーションを増やし、CMも放映するなど、積極的に展開していく。
まず4月には子ども用の「for kids」を発売。Zoff SMART(ゾフ スマート)の「タフさ」は、子ども用のメガネにはまさにうってつけと言えるだろう。
続いて、6月には新型を発売。バリエーションをさらに強化していく。
さらに、時期は未定であるものの、Zoff SMART(ゾフ スマート)の高い耐熱性(170℃前後)を活かした”お風呂兼用メガネ”「for BathTime」の発売も予定されている。現在主流のプラスチック製レンズは耐熱性が高くなく、お風呂などで使うと表面のコーティングが痛んでしまうのだが、Zoff(ゾフ)ではレンズも含めて開発していくというので注目したい。
無償交換サービスもスタート
(写真8)Zoff SMART(ゾフ スマート)が「お買い上げから1年間 万が一壊れたら無償交換します」というサービスをスタート。
Zoff(ゾフ)は、使用中に万が一 Zoff SMART(ゾフ スマート)が壊れたら、購入してから1年間、無償で新品と交換するという「無償交換サービス」を2月23日(木)より全国でスタートした(写真8)。
この「無償交換サービス」は、「メガネは壊れやすいもの」と思っているひとにとってはうれしいサービスであると同時に、Zoff SMART(ゾフ スマート)の「タフさ」に Zoff(ゾフ)が大きな自信を持っていることの証と言えるだろう。
また、2月23日(木)以前に購入した Zoff SMART(ゾフ スマート)も対象となるのでご安心を。
問い合わせ先
ゾフ・カスタマーサポート:03-5777-6868(平日11:00~17:00、土日祝日除く)
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