大手メガネフレームメーカー シャルマンのオリジナルブランド MENS MARK(メンズマーク)の2012年春の新作フレームは、これまで同様、メガネ専用の素材として開発されたエクセレンスチタンの特性を活かした極上の掛け心地が魅力だ。
エクセレンスチタンをハニカム(蜂の巣)状にデザインし、素材が持つ柔軟性をいっそう高めてソフトな掛け心地を実現した「ハニカムパーツコレクション」と、エクセレンスチタンを板バネとして使い、ボリュームがあるのにしなやかな掛け心地の「フラットパーツコレクション」のふたつがリリースされる。
エクセレンスチタンとは
(写真1)「Excellence Titan Top |エクセレンスチタン トップ」(スクリーンショット)
エクセレンスチタンは、メガネにとって理想的な素材を追求すべく、大手メガネフレームメーカーであるシャルマンと、金属研究の世界的権威である東北大学金属材料研究所との共同開発により生まれた素材。
しなやかな弾力性があり、型くずれしにくいほか、金属アレルギーの原因となりやすいニッケルを含んでいないことが特徴で、加工性にも優れていることから、さまざまなデザインを作り出すことができるのも魅力だ。
また、メガネフレームとして製品化するにあたっては、大阪大学接合科学研究所との共同研究により実用化した最先端のレーザー加工技術を駆使している。
ソフトな掛け心地の「ハニカムパーツコレクション」
(写真2)シャルマン MENS MARK(メンズマーク)XM1133 カラー:BK。希望小売価格:33,600円。image by シャルマン 【クリックして拡大】
XM1133(写真1)は「ハニカムパーツコレクション」の中の1本。テンプル(つる)の根元部分に、エクセレンスチタンをハニカム(蜂の巣)状に仕上げて配することで、素材が持つ柔軟性をより引き出し、ソフトな掛け心地を実現している。
また、ハニカム状のパーツのシャイニーな質感と、フレーム全体のマットな質感とのコントラストも印象的だ。
しなやかな掛け心地の「フラットパーツコレクション」
(写真3)シャルマン MENS MARK(メンズマーク)XM1134 カラー:BR。希望小売価格:33,600円。image by シャルマン 【クリックして拡大】
XM1134(写真3)は、エクセレンスチタンを板バネとして使った「フラットパーツコレクション」のモデル。見た目のボリューム感よりもしなやかなのが魅力のフレームだ。
フラットパーツ(板バネ)のおかげで、こめかみを圧迫しないソフトな掛け心地が得られるほか、掛け外しがスムーズなのもポイント。
見た目で選ぶか?掛け心地で選ぶか?
(写真4)シャルマン MENS MARK(メンズマーク)2012年春夏コレクションのイメージビジュアル。image by シャルマン
「ハニカムパーツコレクション」、「フラットパーツコレクション」を、実際にそれぞれ掛け比べてみると、掛け心地の「味付け」が異なることがわかるだろう。
すでに述べたように、同じエクセレンスチタンを使っていても、どのようにデザインするかによって、掛け心地に違いが生まれるのだ。
メガネの掛け心地には「好み」がある。とにかくソフトな掛け心地が好きだというひともいれば、ある程度のホールド感がほしいというひともいるだろう。
MENS MARK(メンズマーク)のフレームを試すときには、見た目のデザインだけでなく、掛け心地の違いもじっくりと感じ取ってみるのがおすすめだ。
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エクセレンスチタンは、その特性や独自性が評価され、「第4回 ものづくり日本大賞 特別賞」を受賞した。
エクセレンスチタンを使ったメガネフレーム。