2011年にデビューを飾ったメガネブランド MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)は、この秋に開催されたメガネ展示会 IOFT2012 にて、セカンドコレクション「collage」(コラージュ)を発表した。
「collage」は、デビューコレクション同様、「未完成であるがゆえの自然で美しいフォルム」やアシンメトリー(左右非対称)のデザインなどを引き継ぎながら、メガネとも工芸品とも、またはアートとも取れる、魅力あふれるコレクションに仕上がっている。
また、ファーストコレクションのテーマ「Dessin」(デッサン)シリーズの新作2型も、あわせて発表されている。
MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0004
MM-0004(写真1~3)は、「Dessin」(デッサン)シリーズの新作フレーム。
MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)ならではと言える、手で描いたラフデッサンの雰囲気を活かしたデザインが、丸メガネをすごくおしゃれで、かわいいものに見せてくれる。
(写真1)MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0004 カラー:No.5 pink を斜めから見たところ。
これだけ鮮やかなピンクのメガネフレームは貴重。しかも、丸メガネなのだ。
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(写真2)MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0004 カラー:No.5 pink を正面から見たところ。
ほどよいリム(ふち)のボリューム感と、レンズシェイプとのバランスが絶妙。
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(写真3)MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0004 カラー:No.5 pink のクローズアップ。
カシメ金具もアシンメトリー(左右非対称)。こんなところに惹かれるひともいるのでは?
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MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0005
MM-0005(写真4~6)も、「Dessin」(デッサン)シリーズの新作フレーム。
パッと見には、フォックスとかキャッツ・アイなどと呼ばれる、ちょっとつり上がった感じの古き良きメガネにも見える。
しかし、レンズのカタチは、リム(ふち)外側のラインとは異なり、むしろ下に下がったようなラインを描いているのが、とても印象的だ。さらに、手描き感を残すべく、あえてなめらかな凹凸を出しているところもたまらない。
(写真4)MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0005 カラー:No.1 black を斜めから見たところ。
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(写真5)MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0005 カラー:No.1 black を正面から見たところ。
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(写真6)MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0005 カラー:No.1 black のクローズアップ。
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MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0006
MM-0006(写真7~11)は、日常のあらゆる性質の素材を画面に組み合わせることにより、芸術的効果を生み出す創作技法を指す「collage」(コラージュ)がテーマ。
見た目だけでなく、フレームの構造までもがアシンメトリー(左右非対称)になっているというこだわりよう。右側は通常のプラスチックフレームなのだが、左側はプラスチックとメタル素材とのコンビネーションなのだ。
とはいえ、パッと見にはアシンメトリーとは気づかないひともいるのでは?と思うほどバランスよく、おしゃれにかわいく仕上がっているのがすばらしい。
また、デザイナーの丸山正宏氏によれば、フレームの構造がアシンメトリーなことで、左右の重量バランスを取るのが難しかったとのこと。というのも、フレームの重さが左右で異なると、とても掛けづらくなってしまうからだ。
(写真7)MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0006 を斜めから見たところ。
プラスチックとメタル素材とのコンビネーションは、まさに「collage」(コラージュ)。
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(写真8)MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0006 を正面から見たところ。
丸みのある柔らかなレンズシェイプもいい感じ。
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(写真9)MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0006 の右側のクローズアップ。
こちらはプラスチック。
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(写真10)MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0006 の左側のクローズアップ。
こちらはプラスチックとメタル素材とのコンビネーション。
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(写真11)MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0006 の内側のクローズアップ。
ふたつのレンズをつなぐブリッジが、左右で作りが異なっているのがわかる。
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MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0007
MM-0007(写真12・13)は、MM-0006 と同じ作りのウェリントンタイプ。
アシンメトリーなデザインや手描きの味をあえて残したラインにより、普通のウェリントンとはひと味違うメガネフレームに仕上がっている。
また、今回ピックアップしたカラーは、ネイビーとブラック、そしてゴールドの組み合わせがいい感じ。洋服と上手にコーディネートして、おしゃれを楽しみたい。
(写真12)MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0007 を斜めから見たところ。
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(写真13)MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)MM-0007 を正面から見たところ。
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「未完成」のモノを「完成」させるのは熟練の職人技
MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)のフレームは、世界的なメガネ産地である福井県鯖江市にある、ていねいな作りと技術の高さで定評がある老舗の工場で作られている。
(写真14)MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)公式サイトより。
(出典)http://masahiromaruyama.com/Products2.html
MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)が目指す、「未完成であるがゆえの美しいフォルム」やアシンメトリーなデザインを「完成」させているのは、老舗の工場と、そこで働く熟練の職人の技なのだ。
また、フレーム全体のバランスやメガネとしての機能性をも兼ねそなえているのも、伝統の技があってこそだ。
MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)とは
MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)は、メガネメーカーのデザイン室勤務を経て、現在は日本デザイン専門学校の講師も務めるデザイナー丸山正宏氏が手がけるメガネブランド 。2011年秋に開催されたアジア最大級のメガネ展示会 IOFT でデビューした。
ブランドのコンセプトは「unfinished art(未完成のアート)」。美しいラインや完璧さに疑問を投げかけることから生まれる造型は、メガネともアートとも呼べるモノに仕上がっている…【続きを読む】
関連リンク
◇MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)のデザイナー丸山正宏氏へのインタビュー。
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◇2011年に発表された MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)のファーストコレクション。