大手メガネチェーンの眼鏡市場から、「かけているのに、まるでかけていない、無重力のかけ心地」がコンセプトの人気シリーズ ZEROGRA(ゼログラ)の新作フレームが、6月28日(金)より発売された。
歴代の ZEROGRA(ゼログラ)シリーズのコンセプトと技術を踏襲し、より軽く、よりシャープなデザインを目指した3モデルがラインナップしている。
ZEG-019「弦(げん)」
ZEG-109「弦(げん)」は、「軽さ」を追求したモデル。無駄を廃したシンプルなツーポイント(ふちなし)フレームに仕上げることで、3.0gという軽さを実現。
また、フレームとレンズとの接合部分に「U字ネジ」(※)と呼ばれる特殊なネジを採用することで、まるで1本の線からできているようなシンプルなシルエットが美しい。
※U字型になったネジの頭でフレームをひっかけるように固定できる特殊なネジ。
眼鏡市場 ZEROGRA(ゼログラ)ZEG-019「弦(げん)」
カラー:BLU(写真)・BR・GR・S
価格:18,900円(レンズ込み)
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ZEG-020「奏(かなで)」
ZEG-020「奏(かなで)」は、これまでの ZEROGRA(ゼログラ)シリーズが持つ「軽さ」と「掛け心地」はそのままに、デザイン性を向上させたモデル。「抜き」が施され、シャープで波打つようなデザインのテンプル(つる)が印象的だ。
また、カタチも顔になじみやすくカラフルなカラーがそろっているので、男女問わずに掛けることができそう。
眼鏡市場 ZEROGRA(ゼログラ)ZEG-020「奏(かなで)」
カラー:RE(写真)・PX・BR・GR
価格:18,900円(レンズ込み)
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ZEG-021「匠(たくみ)」
ZEG-021「匠(たくみ)」は、メイドインジャパンならではの繊細な加工技術とこだわりから生まれた特別モデル。2012年グッドデザイン大賞を受賞した ZEG-013「真(しん)」と同様、極薄のチタンプレートから特殊なレーザーカッティングにより切り出された抜き型がベースになっている。
さらに、切り出された抜き型に「折り」の加工を施すことで、レンズが宙に浮いているような立体的かつ魅力的なデザインに仕上がっており、ZEROGRA(ゼログラ)シリーズの中でも至高の1本と言えよう。
眼鏡市場 ZEROGRA(ゼログラ)ZEG-021「匠(たくみ)」
カラー:DGRM(写真)・TTS
価格:25,200円(レンズ込み)
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「メガネの聖地」福井県鯖江市の職人の技術とこだわり
眼鏡市場の ZEROGRA(ゼログラ)シリーズは、「かけているのに、まるでかけていない、無重力のかけ心地」をコンセプトに「軽さ」と「かけ心地」を追求すべく、「メガネの聖地」とも呼ばれる福井県鯖江市で職人の手により生み出されている。
ここで、ZEROGRA(ゼログラ)シリーズに共通する、メイドインジャパンならではの技術とこだわりポイントをご紹介しよう。
超軽量・超弾性素材「フレックスβチタン」
ZEROGRA(ゼログラ)シリーズでは、全モデルの素材に超軽量で優れた弾力性をほこる「フレックスβチタン」を使用。それにより、これまでにない軽さと、頭を優しく包み込む掛け心地になっているほか、繊細な見た目からは想像できないほどの耐久性と復元性を持っているのもうれしい。
眼鏡市場の新作メガネ ZEROGRA(ゼログラ)。
素材の特性を生かした、頭を包み込むような掛け心地が魅力。
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独自の「スマートアーム構造」や鼻あて
ZEROGRA(ゼログラ)シリーズは、一般的なメガネフレームと異なり、レンズを固定するフロント部分とテンプル(つる)をつなぐ蝶番(ちょうつがい)をなくした「スマートアーム構造」が特徴的だ。
蝶番(ちょうつがい)をなくしたことで、頭を包み込むような優しい掛け心地を実現したほか、テンプル(つる)を止めるネジがないので、ネジがゆるむ心配がないのもポイント。メガネの掛け外しが多く、ネジがすぐにゆるんでしまい困っているひとにはうれしい。
眼鏡市場の新作メガネ ZEROGRA(ゼログラ)は独自の「スマートアーム構造」を採用。
一般的なメガネフレームと異なり、蝶番(蝶番)がないのが特徴。
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また、日本人の鼻の骨格を研究して開発された「ナチュラル3D形状」の鼻あてを採用。心地よい肌触りに加えて、ズレにくい仕上げになっている。
鼻あての素材はトウモロコシを原料としたバイオプラスチック。肌にはもちろん、環境にも優しいものとなっている。
眼鏡市場の ZEROGRA(ゼログラ)の鼻あてはカタチや素材にもこだわりが。
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専用ケースがついている理由
ZEROGRA(ゼログラ)シリーズには専用のケースがついている。なぜなら、蝶番(ちょうつがい)がついていないため、普通のメガネのようにたたむことができないからだ。
正直なところ面倒だとは思うが、しかたない。頭を優しく包み込むような掛け心地のためには、ちょっとガマンが必要ということか。
眼鏡市場の新作メガネ ZEROGRA(ゼログラ)には専用のケースがついている。
素材の弾力性を生かして押し込むようにしまうという感じだ。
(出典)http://www.meganeichiba.jp/brand/zerogra/technology/
和の伝統色を採用
ZEROGRA(ゼログラ)シリーズでは、日本が世界に誇る最高峰のメッキ技術と、日本人の繊細な美意識を生かした、和の伝統色で仕上げられている。
眼鏡市場の新作メガネ ZEROGRA(ゼログラ)は、和の伝統色を用いたカラーリングとなっている。
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ZEROGRA(ゼログラ)シリーズは「フレックスβチタン」という弾力性の高い素材を使っている。弾力性の高い素材には、素材がしなってもはがれにくいように、柔軟性などに優れた表面処理を施さないと、カラーがはがれやすくなってしまう。
そこで、ZEROGRA(ゼログラ)シリーズでは、耐候性、硬度性、柔軟性に優れた新開発のハイブリットコートを採用したほか、イオンプレーティングと呼ばれる技術を用いているので、メッキが長持ちするように作られている。
眼鏡市場の新作メガネ ZEROGRA(ゼログラ)は、
新開発のハイブリットコートやイオンプレーティングなどにより、
メッキが長持ちするようになっている。
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