ドイツのメガネブランド frost(フロスト)は、フレームひとつひとつに物語が込められているのが特徴。
この春発表された最新コレクションのテーマは、frost(フロスト)の本拠地である「黒い森」(Schwarzwald)。
デザイナーのマリオン・フロストが愛する「黒い森」の景色や、ゆっくりと流れるリラックスした時間からインスパイアされたフレームを、そこに込められたストーリーとともにご紹介しよう。
frost(フロスト)「Heimat」(ハイマット)
ドイツ語で故郷を意味する「Heimat」(ハイマット)は、今季のテーマとなっているメガネフレーム。
4種類の金属パーツを好みで選ぶことができるのが特徴。自分らしいパーツを選択すれば、いつどこにいても自分の故郷を身近に感じることができるという、デザイナーのマリオン・フロストの願いが込められている。
frost(フロスト)「Heimat」(ハイマット)
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frost(フロスト)「TRACHT」(トラハト)
ドイツ語で「服装」を意味する「TRACHT」(トラハト)。民話に登場する民族衣装からインスパイアされたデザインは、クラシックとモダンのテイストが見事に融合されている。
民族織りのような生地の柄はフレンドリーな印象を与え、まるで故郷にいるかのように、掛けるひとの心を開いてくれるだろう。
frost(フロスト)「TRACHT」(トラハト)
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frost(フロスト)「Bergsee」(ウィーゼ)
「Bergsee」(ウィーゼ)とは、ドイツ語で「山湖」という意味。標高の高いところにある「山湖」は、深くミステリアスであるのと同時に、次の山へと登るエネルギーの元ともなっている。
そんな「山湖」が持つ光と影の二面性を、バイカラー(2色使い)で表現している。
frost(フロスト)「Bergsee」(ウィーゼ)
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frost(フロスト)とは
(左)マリオン・フロスト。(右)パリス・プロスト。
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frost(フロスト)は1995年よりスタートしたドイツのメガネブランド。ジュエリーデザイナーだったマリオンが、夫のパリスに似合うメガネがないので自分で作ったことが、ブランド立ち上げのきっかけだという…【続きを読む】