眼鏡市場の人気シリーズ「FREE FiT(フリーフィット)」から、環境にやさしい植物由来を含む樹脂素材を使用したフレームを導入し、12月14日(月)より全国の店舗にて発売を開始した。
眼鏡市場では、オリジナル樹脂フレームの素材に石油由来のもの(※1)を使用してきたが、地球環境への関心の高まりを受け、植物由来成分を含む素材の採用を決めたという。
今回新たに採用した樹脂素材「Rilsan Clear G850(リルサン クリア G850)」(※2)は、トウゴマ(※3)を原料とする植物由来成分を約45%含んでいる。従来の石油由来の樹脂に比べて、二酸化炭素排出量など気候変動への影響を40%削減できるという。
リルサン クリア G850は、メガネフレームに最適な強度としなやかさ、耐久性、発色の良さを兼ね備えている。透明度が高いのも特徴で、今回発売されたフレームには、明るいカラーが多く採用された。
フレームに付属するケースも、環境に配慮した再生紙を使用。内側の生地にはコットンを60%配合し、石油由来の素材を低減した。外側には生活防水加工が施され、メガネをしっかり保護できる強度もあるという。廃棄する際に分別しやすい作りになっているのも気が利いている。
価格は16,500円(税込、レンズ代込み ※4)。ウェリントン、ボストン、オーバルの3型各4色の全12種類がそろっている。
眼鏡市場
FREE FiT(フリーフィット)
FFT-067
カラー:ROBR(ローズブラウン)
サイズ:52□18-140(レンズ幅52mm□ブリッジ幅18mm-テンプル長140mm)
価格:16,500円(税込、フレーム+レンズ)
※1:FREE FiT(フリーフィット)では、これまで超軽量・超弾性の樹脂素材であるポリアミド・ウルテムを採用してきた。詳細は以下から。
※2:Rilsan Clear G850(リルサン クリア G850)の詳細は以下から。
※3:トウゴマとは……
ヒマとも呼ばれるトウダイグサ科トウゴマ属の木質草本で、熱帯東アフリカが原産です。熱帯では多年にわたって成長しますが、日本のような温帯では冬に枯れるので一年草として扱われます。日本では夏から秋にかけて円錐花序を出します。さく果は長さ2cmほどで、中に楕円形の種子を3個入れています。種子から得たひまし油は、下剤のほか塗料などの工業原料としても用いられます。
(出典)「トウゴマ:脳研機構」
※4:超薄型レンズ、両面設計遠近両用レンズを含む。高機能レンズは+3,300円(税込)~。詳細は以下から。