青山眼鏡(本社:福井県鯖江市)から、福井県立恐竜博物館が監修したオリジナルアイウェアブランド「DiiiNO/ディーノ」の第2弾となる新作が登場。6月6日(火)に発売された。
「DiiiNO/ディーノ」は、福井県立恐竜博物館の研究員の全面監修により、恐竜の身体の特徴や象徴的な部分をデザインに取り入れたアイウェア。2022年7月に第1弾モデルが発売された(下記リンク参照)。
DiiiNO/ディーノ
「DiiiNO/ディーノ」の第2弾となる新作は、「デイノニクス」「アロサウルス」「プテラノドン」「モササウルス」をモチーフにした4型各3色の全12種類。参考価格は39,600円(税込)で、専用ケースとメガネ拭きが付属する。恐竜好きな人のみならず、独創的なデザインのメガネを探している人からも注目を集めそうだ。
DiiiNO/ディーノ DF-1006・デイノニクス
「恐ろしいかぎ爪」(※1)という意味の名を持つ肉食恐竜「デイノニクス」(※2)。後肢の第II指にある大きなかぎ爪(シックルクロー、sickle claw)を再現したヨロイ(※3)が、最大のデザインポイント。テンプル(つる)を足に見立てて、かぎ爪の関節箇所に丁番(ちょうつがい)を配している。デイノニクスは恐竜の中でも知能が高いと言われることから、フロントを冷徹で賢い雰囲気に仕上げた。
※1:「鉤爪(かぎづめ)」とは、「哺乳類・鳥類・爬虫類に見られる、鉤状に湾曲した爪。クモ・ダニなどの肢端の鉤状突起をもいう。人間や類人猿の扁爪(ひらづめ)に対するもの。」(広辞苑 第7版より)
※2:「デイノニクス」については、「デイノニクス・アンティルロプス|FPDM: 福井県立恐竜博物館」「デイノニクス - Wikipedia」などを参照のこと。
※3:「ヨロイ」とは、リム(ふち)とテンプル(つる)をつなぐパーツのこと。
青山眼鏡
DiiiNO/ディーノ
DF-1006・デイノニクス
サイズ:55□18–132(↕33.5)(レンズ幅55mm□ブリッジ幅18mm-テンプル長132mm)(レンズ縦幅33.5mm)
参考価格:39,600円(税込)
デイノニクス全身骨格
Jonathan Chen - 投稿者自身による著作物, リンクによる
DiiiNO/ディーノ DF-1007・アロサウルス
大きな頭に目の上の突起、短く太い首、長く重厚な尾、後肢に比べて短い上肢などが特徴の大型獣脚類「アロサウルス」(※4)。最大の特徴と言える目の上の突起を、立体的なブローパーツ(※5)で表現している。テンプル(つる)にはアロサウルスの横顔(口元)をイメージした凹ラインをプレス加工し、迫力と躍動感を加えている。
※4:「アロサウルス」については、「アロサウルス・フラギリス|FPDM: 福井県立恐竜博物館」「アロサウルス - Wikipedia」などを参照のこと。
※5:「ブローパーツ」とは、フロント上部にある「眉(まゆ)」のような部分のこと。
青山眼鏡
DiiiNO/ディーノ
DF-1007・アロサウルス
サイズ:56□18–137(↕34.5)(レンズ幅56mm□ブリッジ幅18mm-テンプル長137mm)(レンズ縦幅34.5mm)
参考価格:39,600円(税込)
アロサウルスの全身骨格
コンピュータが読み取れる情報は提供されていませんが、Sheep81~commonswikiだと推定されます(著作権の主張に基づく) - コンピュータが読み取れる情報は提供されていませんが、投稿者自身による著作物だと推定されます(著作権の主張に基づく), パブリック・ドメイン, リンクによる
DiiiNO/ディーノ DF-1008・プテラノドン
後頭部にある大きなトサカ、長いくちばし、大きな翼が特徴の翼竜「プテラノドン」(※6)。プテラノドンが空に羽ばたいている姿をイメージした、ダイナミックで流線的なフォルムが印象的なメガネフレーム。羽の広げ方や尺骨(※7)の角度などマニアックな要素をデザインに取り入れている。
※6:「プテラノドン」については、「プテラノドン - Wikipedia」などを参照のこと。
※7:「尺骨」とは、「前腕にある2本の骨のうち、小指側のもの。上腕骨と橈骨(とうこつ)に連接。」のこと(広辞苑 第7版より)。
青山眼鏡
DiiiNO/ディーノ
DF-1008・プテラノドン
サイズ:57□17–138(↕34.0)(レンズ幅57mm□ブリッジ幅17mm-テンプル長138mm)(レンズ縦幅34.0mm)
参考価格:39,600円(税込)
プテラノドン・ロンギケプス(P. longiceps)の全身骨格キャスト
ニューヨークのアメリカ自然史博物館の展示品
Matt Martyniuk - 投稿者自身による著作物, CC 表示 3.0,リンクによる
DiiiNO/ディーノ DF-1009・モササウルス
恐竜とは異なる進化を遂げた海竜「モササウルス」(※8)。モササウルスが大きく口を開けて獲物を獲られる姿を表現した、ダイナミックなデザインを採用。フロントはチタンとポリアミド(※9)を組み合わせて作られており、ポリアミドでできた部分の両端には、モササウルスの鋭い歯をイメージした模様が施されている。
※8:「モササウルス」については、「モササウルス - Wikipedia」、「モササウルスとは? | モササウルス発掘プロジェクト|和歌山県立自然博物館」などを参照のこと。
※9:「ポリアミド」の意味は、「アミド結合(-CO-NH-)を主鎖中にもつ高分子化合物の総称。代表的なものはナイロン。(広辞苑 第7版)」、「アミド結合 ‐CO‐NH‐ により高重合体となっている高分子化合物の総称。一般に,強靭で耐摩耗性・耐薬品性・電気絶縁性にすぐれ,合成繊維・機械部品・電気部品として用いられる。(大辞林4.0)」。
青山眼鏡
DiiiNO/ディーノ
DF-1009・モササウルス
サイズ:55□18–132(↕35.5)(レンズ幅55mm□ブリッジ幅18mm-テンプル長132mm)(レンズ縦幅35.5mm)
参考価格:39,600円(税込)
組み立てられたモササウルス・ホフマニ (M. hoffmannii)の骨格キャスト。マーストリヒト自然史博物館所蔵
Ghedoghedo - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
福井県立恐竜博物館について
#福井県立恐竜博物館 観覧券販売についてのページを公開しました。
— 福井県立恐竜博物館 【休館中】 (@FukuiDinosaurs) May 30, 2023
⑴常設展
⑵化石研究体験
⑶野外恐竜博物館
⑷リニューアルオープン記念 恐竜ライブショー 「DINO-A-LIVE in恐竜博物館」
日時指定チケットとなります。
6月1日10時からオンラインでご購入いただけます。https://t.co/LmLpUOTLrI pic.twitter.com/bK7y3T8qIt
福井県立恐竜博物館は、2000年7月に恐竜化石の宝庫として知られている福井県勝山市に設立された、恐竜を中心とする地質・古生物学博物館。「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つのゾーンから構成され、44体もの恐竜骨格をはじめとした千数百もの標本、大型復元ジオラマなどが展示されている。ロイヤル・ティレル古生物学博物館(カナダ)、自貢恐竜博物館(中国)と並ぶ世界三大恐竜博物館としても知られる。
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