※2010年4月1日より価格が改定され、薄型・超薄型レンズを選ぶと追加料金が掛かることになりました。くわしくは、下記の記事をごらんください。
メガネ店 ALOOK(アルク)は、どんなレンズを選んでも、追加料金無料という新価格を打ち出した。
従来は、標準レンズ(屈折率:1.55)以外のレンズを選んだ場合、グレードに応じてオプション料金を設定していたものを全て撤廃。厚さの違う4種類のレンズラインアップの中からグレードの高い薄型レンズを選んでも、同じ系列の眼鏡市場同様、レンズ込みのメガネ代金は変わらないこととなった。
ALOOK(アルク)新価格体系
全てフレーム・レンズ・ケース・保証込みの価格は、下記の3種類。価格の違いはフレームの違いのみで、どの価格でも選べるレンズは同じ。
- 5,250円
- 8,400円
- 12,600円
選べるレンズは、従来と同様の下記の4種類となっている。
- 屈折率:1.55球面レンズ
- 屈折率:1.60薄型球面レンズ
- 屈折率:1.60薄型非球面レンズ
- 屈折率:1.67非球面レンズ
※カラーレンズと遠近両用レンズについては、従来同様のオプション料金がかかる。
- カラーレンズ:2,100円
- 遠近両用レンズ:5,250円
同価格帯の JINS(ジンズ)とくらべて、どちらがお得?
ALOOK(アルク)の新しい価格を、2009年5月にレンズ追加料金無料を実現している同価格帯の JINS(ジンズ)と比較してみよう。
JINS(ジンズ)の価格体系は、下記の通りとなっている。全てフレーム・レンズ・ケース・保証込みの価格であることと、フレームによって価格が異なるのは、ALOOK(アルク)同様だ。
- 4,990円
- 5,990円
- 7,990円
- 9,990円
ALOOK(アルク)の最安値は5,250円なので、JINS(ジンズ)のほうが260円ほど安いことになるが、この値段の差を大きいととらえるかどうかは疑問である。
さらに、JINS(ジンズ)では、より薄く、見やすい非球面レンズのみを採用している。ALOOK(アルク)の下位グレードで使われている球面レンズに比べて、非球面レンズのほうが高価なので、 JINS(ジンズ)のほうがお得だと言える。
しかし、度数が弱いひとの場合、球面レンズと非球面レンズとの厚さや見え方の違いは大差ないので、あまり気にすることはないだろう。
ALOOK(アルク)と JINS(ジンズ)、どちらで買うべき?
メガネを買う上で価格はもちろん重要だが、フレームのデザインも大切にしたい。
デザインを比較してみると、ALOOK(アルク)がラインが柔らかめのカジュアルなフレームが得意なのに対し、JINS(ジンズ) はトレンド感の強い、インパクトあるフレームが多い。
価格について細かく比較してみると JINS(ジンズ)のほうがお得ということになるが、実質的に極端な差はないというのが正直なところだ。
どちらにしても、従来では考えられないほどコストパフォーマンスが高いので、フレームのデザインで選ぶのがおすすめだ。