3月18日(木)にオープンした 福岡パルコ 7F にメガネ店 Zoff(ゾフ)の新店舗がオープンした。
主力ブランド Zoff(ゾフ)のほか、、を展開しており、Zoff(ゾフ)の中では大きめの店舗となっている。
- 住所:福岡県福岡市中央区天神2-11-1 福岡パルコ7F(地図を見る)
- 電話:092-235-7283
- 営業時間:10:00~20:30
- 定休日:福岡パルコに準ずる
福岡パルコは、従来とは異なる「新生パルコの1号店」を目指し、さまざまな取り組みをしている。
一番の特徴は、「モノ消費」から「コト消費」へ発想を転換したこと。いままでの都市型店舗では5割を占めていた衣料品売り場を3割に減らして、パルコのフィルターを通したカルチャーや食、雑貨、ビューティーへと品揃えの幅を広げて、面白く特徴のある「コト」「モノ」に触れることのできるように作られている。
「コト消費」とは「商品の所有よりも,娯楽性・体験性・物語性などに価値を求める消費行動。」ということ。単にモノを手に入れるのではなく、モノを使っていかに生活を楽しむかに重きを置くひとが増えていることから生まれたことばだ。
従来の都市型パルコには、ポーカーフェイスを中心としたセレクト系のメガネ店が入っている。品揃えの中心は、alain mikli(アラン ミクリ)や 999.9(フォーナインズ)といったメガネの中では高級なブランドで、価格はフレームのみで数万円だ。
福岡パルコに Zoff(ゾフ)が入ったのは、「コト消費」にふさわしいメガネとして選ばれたということだろう。レンズ込みで 5,250円~という価格が現在の不況にマッチしているからだけではないはずだ。
規模や業態にかかわらず、「コト消費」に応えることができているメガネ店は、不況に負けず好調な売り上げを上げているように思う。
メガネに関わる者として、ひとりのメガネユーザーとして、生活をより楽しむ提案ができるメガネ店が増えることを筆者は願っている。