メガネショップ Zoff(ゾフ)は、中国・上海のメトロシティに新店舗 Zoff美罗城店 をオープンした。
すでにオープンしている上海伊勢丹店、遠東国際広場店を含めて、Zoff(ゾフ)は上海に3つの店舗を構えることとなった。
価格やサービスは日本と同じ
Zoff(ゾフ)は商品の企画・製造・販売まで自社で一括して行うSPA方式により、トレンドを踏まえたメガネを安く提供しているのが特徴。価格は全てレンズ込みで5,250円、7,350円、9,450円のスリープライスとなっている。毎月2回新製品を導入することでファッション性も追求している。また、レンズの在庫があれば最短30分でメガネを受け取ることができる。
Zoff(ゾフ)は中国でも日本と同じ価格とサービスを提供しており、中国の店舗ではレンズ込みで380元(約4,820円)、580元(約7,357円)、780元(約9,894円)で販売している。毎月2回新製品を出すことも、最短30分でメガネが出来上がるのも日本と同じだ。
中国のメガネ事情とZoff(ゾフ)の狙い
Zoff(ゾフ)の上海現地法人「佐芙(上海)商貿有限公司」の大畑総経理の上海伊勢丹に出店したときのインタビューによると、中国のメガネ市場は二極化していて、レンズ込みの価格が1,000元(約12,685円)以上する高級品と、100元~200元(約1,269円~2,538円)の低価格品のふたつに大別されているという。
Zoff(ゾフ)の価格は高級品と低価格品のちょうど中間となっており、一般消費者を広く取り組みことを目指している。さらに今後は、上海のほか蘇州、南京、杭州なども含め、今後5年間で50店舗の開店を目指しているという。
Zoff(ゾフ)が出店した上海メトロシティの公式サイト(スクリーンショット)。