11月19日(金)にオープンするアトレ秋葉原1の内覧会にて、メガネ店 JINS(ジンズ)の新店舗 アトレ秋葉原1店 が関係者や報道陣に公開された。
JINS(ジンズ)はレンズ込みで4,990円から、超薄型レンズを選んでも追加料金0円という安さが人気のメガネ店。軽さと掛け心地が魅力の Air frame(エア・フレーム)は、看板商品としてメガネとしては異例の大ヒットを続けている。
アトレ秋葉原1店をチェックすることで、これまでのメガネ店には見られないさまざまな工夫や安さの理由が見えてきた。
見やすく選びやすい店作り
店内を眺めていると、かがんだり無理に顔を近づけることなく、一つ一つのフレームを見ることができるのに気づく。JINS(ジンズ)が独自開発した「スタジアム什器」のおかげだ。
「スタジアム什器」とは文字通り、スタジアムの客席のように傾斜がついていることで、全てのフレームが正面を向くようになっているのだ。
また、棚ごとに鏡があるのもポイント。気になるフレームを掛けてみたはいいが、鏡を探さなければいけなかったり、店員さんが鏡を持って寄ってくるメガネ店も多い中、気軽に試着できるのがうれしい。
JINS(ジンズ)アトレ秋葉原1店を正面から見たところ。狭さをカバーすべく、通路際いっぱいに棚が置かれている。
かかんだりすることなくフレームひとつひとつが見えるので、とても選びやすい。すぐそばに鏡があるので、試着したそばからチェックできるのもうれしい。
11月19日(金)~11月28日(日)までは、オープニングセールを開催。一部の商品が一日限定100本、最大約60%オフの3,990円(レンズ代込)で販売される。
人気の看板商品 Air frame(エア・フレーム)を前面でアピールしている。
買い物の手順もわかりやすい
メガネを買うときには、フレームを選んで視力検査(検眼)をしたら、レンズを選んで会計をするというのが一般的な流れだ。そして、出来上がったメガネを受け取るときには、顔にぴったりフィットするように掛け心地を調整してもらう。
メガネを買い慣れたひとならこうした流れがわかるだろうが、買い慣れていないひとは次に何をすればいいのか悩んでしまうひともいるのではないだろうか。また、買い慣れたひとでも選んだフレームを手にお店のスタッフを探したりしたことのあるひともいるだろう。
JINS(ジンズ)では、メガネを買う流れが大きく書いてあり、カウンターにも番号が振ってあるので、次にどこへ行って何をすればいいのかが一目でわかるようになっている。
1.受付・視力測定→2.お会計→3.お受け取りという流れが明記されている。
カウンターには番号が振ってあるので、どこに行けばいいかすぐにわかる。
JINS(ジンズ)のメガネが安い理由
こうした店作りは JINS(ジンズ)の人気の理由のひとつであると同時に、安さの理由となっている。
JINS(ジンズ)はこれまでのメガネ店よりも圧倒的に安い分、数を売らないと利益が出ない。メガネを買う流れをわかりやすく表示することで、お客さまの待ち時間を短縮するだけでなく、スタッフも効率よく動けるようにすることで、よりたくさんのメガネを販売しているのだ。
特にこれまでのメガネ店に慣れているひとは、もっと時間をかけてじっくりとメガネを買いたいというひともいるだろう。そうしたひとは JINS(ジンズ)はちょっと物足りなく思うかもしれない。
逆に、洋服感覚で気軽にメガネを買いたいひとや、これまでのメガネ店の接客などがうっとうしいと思っているひとは、好感を持つひとが多いのではないだろうか。
JINS(ジンズ)のようなメガネ店ができたことで、メガネを買う選択肢が増えてきたことはいいことだと思う。
視力検査(検眼)の待ち時間の目安や待っているひとの数がこの画面に表示される。
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