メガネチェーン最大手のパリミキ・メガネの三城(以下、パリミキ)は、釣り専門誌「つり人」とのコラボによる「アユ・渓流専用レンズ」を6月1日(水)より発売する。
パリミキのホームページによると、「アユ・渓流専用レンズ」はアユ釣り名手の意見を反映し、製品化されたもの。水面の乱反射をカットし、チラツキを抑える偏光レンズになっているので、魚の動きやエサの流れ、水中の状況を的確に判断できるという。
また、カラーが濃すぎないので、朝夕マズメ(夜明け前や日没前後の薄明るい時間帯)など薄暗いシーンにも対応できるのもポイントだ。
水面の様子や目印がよく見える
「アユ・渓流専用レンズ」はパリミキが以前から発売しているレンズ「釣り専用 らくらく君」シリーズのひとつ。このシリーズのほかのレンズ同様、水面の乱反射をカットし、自然に近いすっきりと澄んだ視界が得られる偏光レンズになっているの加えて、チラつきの原因となる青色の光を抑えているのが特徴だ(写真1)。
青色の光はしっかり抑えているものの、赤や黄、緑などの色はハッキリと見えるため、釣り糸につける赤や黄色の目印が見やすいほか、水面の色の濃淡や白く泡立つ所を正確に見極めることができるようになっている。
「アユ・渓流専用レンズ」の分光透過率のグラフ。380~500nmくらいまでの青色の光がカットされていることと、ほかの色の透過率はほぼフラットになっていることがわかる。
[出典]http://www.paris-miki.co.jp/products/lens/rakurakukun/fishing.html
薄暗いシーンにも対応
「アユ・渓流専用レンズ」は可視光線透過率(※)が37.5%と、偏光レンズとしてはかなり明るいので、薄暗いところでも見やすいのもポイントだ。
朝夕マズメ(夜明け前や日没前後の薄明るい時間帯)や、急に天候が変化したときにも、快適な視界を得ることができそうだ。
(※)可視光線透過率とはレンズの外側の可視光線(人の目に見える光)を100としたときに、レンズの内側にどのくらい可視光線が通るかを示す割合のこと。数値が高いほど視界は明るくなり、数値が小さいほど視界は暗くなり、まぶしさが抑えられる。
6月1日より発売、価格は29,400円
「アユ・渓流専用レンズ」は29,400円(2枚1組)で、6月1日(水)より全国のパリミキ各店で発売される。
もちろん、度付きにも対応しているほか、UV(紫外線)カットや反射防止コートもついているので安心して使うことができる。
出来上がりまでには約1週間ほどかかるので、アユ釣りの解禁日や休みのスケジュールにあわせて、早めに注文するのがおすすめだ。
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