JINS(ジンズ)が2014年8月期決算を発表~既存店売上高21.4%減、純利益63.6%減
- 配信日 2014.10.16
- 最終更新日 2020.10.07
- さくらヒロシ(メガネ情報サイトGLAFAS編集長)
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メガネショップ JINS(ジンズ)を運営するジェイアイエヌは、2014年8月期の連結決算を10月15日(水)に発表した。
ブルーライトをカットする PC(パソコン)用メガネ「JINS PC」の人気が大きく貢献した前期に対して、既存店売上高は21.4%減少。
各地のショッピングセンターを中心に積極的な出店をおこなったこともあり、売上高は1.1%減の361億円だが、円安による仕入れコストの上昇や、販売管理費比率の増加もあり、営業利益は52.2%減の29億円、純利益は63.6%減の12億円となった。
同時に発表された2015年8月期の連結業績予想は、売上高は11.9%増の404億円、営業利益は14.4%増の34億円、純利益は52.6%増の19億円となっている。
新たなブランドビジョンを掲げ、業績アップ目指す
これらの状況を受けて、JINS(ジンズ)は、新たなブランドビジョン「Magnify Life」(人々の生き方を豊かに広げる)を策定。このブランドビジョンに合わない既存商品を全て廃棄したことなどにより、4億7千万円の特別損失を計上した。
JINS(ジンズ)は、すでに新たなブランドビジョンに基づいた商品開発を開始。店舗オペレーションについても、従来の効率を最重視した方針をあらため、理想的な顧客体験を提供することを目指す。
また、マーケティング戦略についても、テレビCMを多用したものから、顧客と社員の間でブランドビジョンを共有し、持続的な集客につなげる方針に転換している。
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