メガネスーパーは12月26日(月)、同社が運営するMSアイケアスクール(東京都港区)にて「第3回アイケアスキルコンテスト」を開催した。
「アイケアスキルコンテスト」は、「トータルアイ検査」や「世代別検査」をはじめとする「アイケア」に力を注ぐメガネスーパーが、スタッフのスキルアップとモチベーション向上を目的に毎年おこなわれている。
ファーストステージには、全国325店舗の約1,000名が参加。11月14日(月)からの1ヶ月間に渡る「プレミアム検査比」「検査技術料有料比」「検査技術料単価」「検査技術料金額とCS(顧客満足度)アンケートの平均点」が審査され、15店舗30名がセカンドステージへと進んだ(※1)。
セカンドステージでは、「サブ社員による単焦点検査実技」(※2)「店長によるトータルアイ検査+世代別検査の一部実技」「認定眼鏡士SS級相当のペーパー試験25問」を実施(※3)。4店舗8名がファイナルステージへと駒を進めた。
ファイナルステージには4店舗8名が参加。200名にもおよぶ審査員の前で日頃の成果を披露した。
12月26日(月)のファイナルステージに参加したのは、「DOCK 白金台本店」「パルム武蔵小山店」「アージュ小田原店」「西心斎橋店」の4店舗8名。ケーススタディ別のトータルアイ検査+世代別検査をロールプレイ形式でおこない、日々培ってきた成果を200名にもおよぶ審査員の前で披露した。
競技終了後、検査技術のほか、表情や言葉遣い、店長とサブ社員とのチームプレイなどを審査し、社長をはじめ社員約150名が「いちばんメガネを買いたいと思った店舗」を投票した結果、「DOCK 白金台本店」が見事に優勝。副賞として海外旅行が贈られた。
「DOCK 白金台本店」は、2015年3月に「アイケア」特化型の旗艦店としてオープン。旗艦店としてのプライドと経験を活かし、検査結果をもとに顧客の潜在ニーズを引き出しながら、分かりやすく最終提案まで導いたことが優勝へとつながった。
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※1:一般的なメガネ店と異なり、メガネスーパーでは視力検査を有料で実施している。詳細は「トータルアイ検査 | メガネスーパー」「プレミアム検査|メガネスーパー」を参照。
※2:近視・遠視・乱視・老眼のメガネを作成するための検査。
※3:認定眼鏡士とは、日本眼鏡技術者協会が「メガネ販売にたずさわる人の知識や技術」を認定するもので、「S級」「SS級」「SSS級」の3等級からなる。詳細は「認定眼鏡士とは|公益社団法人 日本眼鏡技術者協会」を参照。
緊張の面持ちでファイナルステージに臨む参加者たち。
店舗で使用しているのと同じ検査機器を使用したが、ファイナルステージという特別な空間で、限られた時間内におこなう条件の下、参加者たちは普段とは違う緊張感を持って臨んでいた。
ファイナルステージでは、店長とサブ社員とのチームプレイも審査対象のひとつ。全国325店舗から勝ち上がってきた猛者たちだけに、チームワークの良さが垣間見られた。
視力検査の結果に加え、メガネの使用状況やライフスタイルなどを考慮した潜在ニーズを引き出すことが、“自分専用の最高のメガネ”を作るのには不可欠。
目の状態や“自分専用の最高のメガネ”について分かりやすく説明・提案することも、メガネ店に求められる大切なスキルだ。
コンテスト上位の店舗には、その旨が記載された表彰状と店頭設置用の懸垂幕が贈られた。