メガネブランド OWNDAYS(オンデーズ)は11月7日(火)、ツーポイント(ふちなし)メガネの加工技術を社員同士で競う「OWNDAYS I.R.A.C.」(ツーポグランプリ)の東日本予選を開催した。
予選会場には29名の精鋭が集結し、4チームに分かれて対戦。各チームで1位を獲得した4名が、東日本地区代表に選出された。また、関西・中部、九州、沖縄の各地区でも予選が行われ、計9名が12月に開催される日本予選に出場し、日本代表2名の座を競い合う。来年4月には、世界10か国の代表が出場する世界大会が行われ、優勝者には賞金100万円が授与される。
ツーポイント(ふちなし)メガネの加工は、メガネ店で働く人にとって「これができれば一人前」とされる項目のひとつで、腕の見せどころでもある。関係者によると、「OWNDAYS I.R.A.C.」(ツーポグランプリ)を通じて、会社全体の技術力が向上し、仕事への意欲やスタッフ同士の一体感も高まっているという。
会場となったのは、東京・品川の天王洲アイルにある OWNDAYS(オンデーズ)本社。
世界大会の優勝賞金は100万円。
制限時間は20分。ふちなしメガネを20分で完成させるのには相当な経験が必要。
レンズを固定する穴の位置を決め、極細のマジックで印を付けているところ。穴の位置がズレるとレンズがガタつくので、正確さが求められる。
専用の器械を使って慎重にレンズに穴を開ける。
穴を開ける位置がちょっとでもズレると命取りなので、表情は真剣そのもの。
専用の器械ではなくハンドドリルで穴を開ける出場者も。
穴を開け終えたら、レンズが適切な角度にしっかり固定されるようパーツの角度を微調整。
そして、ネジを締めてレンズを固定していく。
テンプル(つる)をたたんだとき、真っ直ぐになっているか?
左右のレンズが描くカーブやテンプルの開き具合が適切かどうか?などを確認していく。
各チームで1位を獲得した4名が、東日本地区代表に選出された。
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