大手メガネチェーン4社が11月6日(金)までに発表した、2020年10月の売上高(速報値)は、4社中3社の既存店売上高が前年を上回った。
3社の既存店売上高がプラスとなった理由として、前年の同じ月には消費税の増税に伴う買い控えがあった反動も考えられる。
愛眼
「メガネの愛眼 - めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の10月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比4.0%減、全店ベースで前年比3.9%減となった。これらの数値は、メガネ小売り部門のみのもので、卸部門と写真館部門は含んでいない。
2019年10月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比2.3%減だった。
ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスの10月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比6.1%増、全店ベースで前年比10.5%増となった。
既存店売上高の前年比がプラスとなった要因として、前年の同じ月には消費税増税に伴う買い控えがあった反動に加え、10月15日に発売された、人気シリーズ「Airframe(エアフレーム)」の最上級モデル「Ultra Light Airframe(ウルトラ ライト エアフレーム)」の売上が好調だったことを挙げている。
2019年10月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比5.4%減だった。
三城ホールディングス
「三城ホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキやメガネの三城などを運営する三城ホールディングスの10月の売上高(速報値)は、既存店ベースで12.5%増、全店ベースで10.3%増となった。これらの数値は、(株)三城および(株)金鳳堂の国内小売り売上高の合計値で算出されている。
2019年10月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比2.9%減だった。
ビジョナリーホールディングス
「ビジョナリーホールディングス」
(スクリーンショット)
メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスの10月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比2.8%増、全店ベースで前年比0.6%減となった。EC部門は前年比15.9%増となっている。
2019年10月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比5.8%増だった。