メガネの田中が2019年4月に開始した、常に最適なメガネを掛け続けるための月額定額制サービス「NINAL(ニナル)」が利用者を増やしている。
NINAL(ニナル)は、大人向けプランの場合、月額2,100円(税別)からの料金で、3年間の契約期間中にフレームとレンズをセットで3組まで交換できる。目の状態やファッション、ライフスタイルの変化などに合わせて、メガネを気軽に掛け替えられるのが特長だ。
子ども向けプランは月額1,800円(税別)で、3年間の契約期間中にフレーム・レンズともに何度でも交換できる。子どもは成長とともに視力やフレームのサイズが変わってくるので、フレーム・レンズともに何度でも交換できるというのはうれしい。万一、メガネが壊れてしまったときにも安心だ。
2020年10月からは、視界のゆがみが少ない高品質なレンズが選べる、月額2,700円(税別)の新プラン「NINAL PREMIUM」が追加され、好評だという。
「メガネのサブスク 定額制ニナル「NINAL」 |メガネの田中【公式】(眼鏡・めがね・サングラス)」
(スクリーンショット)
定額制サービスはサブスクリプションサービスとも呼ばれ、動画や音楽の配信サービスをはじめ、さまざまな分野に広がっている。2019年には、「サブスク」が「新語・流行語大賞」にノミネートされた(※1)。
メガネの田中はGLAFAS(グラファス)の取材に対し、「NINAL(ニナル)は”サブスク”という流行に乗ったものではなく、『見えるおどろき』、『見られるよろこび』を提供するという、メガネの田中のビジョンを実現するためのサービスだ」と述べた。その上で、「NINAL(ニナル)を通じて、メガネ文化を変えていきたい」と熱く語った。
3年間にフレームとレンズをセットで3組まで交換できる
あるアンケート調査によると、メガネを購入してから次のメガネを購入するまでの平均年数は4.3年だという(※2)。メガネ業界に携わって30年近い筆者の肌感覚からすると、何かしらの不満や不便を感じながらも、掛け替えせずに過ごしている人が多いと思われる。メガネを掛け替えるタイミングがつかめないと感じている人が多いのではないだろうか。
見づらさを感じてメガネを掛け替える人は当然多いわけだが、視力検査を受けて初めて、レンズの度数を変えたほうがよいことが分かった人も多い。その場合、全く見えなくて困っていたわけではないと思うが、仕事の能率が下がっていたり、目が疲れやすくなっていたりして、知らず知らずのうちに生活の質が下がっていることもある。
メガネもファッションの一部だという考え方が広まってきていると思うが、洋服を着替えるようにメガネを掛け替える人はまだまだ少ない。どんな場面でも抵抗なく掛けられるデザインのフレームを選ぶ人が多いと感じている。
「メガネのサブスク 定額制ニナル「NINAL」 |メガネの田中【公式】(眼鏡・めがね・サングラス)」
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そんな現状を受けて、メガネを掛け替えやすくするために生まれたサービスがNINAL(ニナル)だ。NINAL(ニナル)に加入していれば、3年間にフレームとレンズをセットで3組まで交換できるので、いつでも思い立ったときに、金銭的にも心理的にも負担なく掛け替えることができる。
単純に割り算すると1年ごとに掛け替えられることになるので、1年ごとに店に足を運び、視力チェックを受けて、そのときの視力や生活環境、気分などに合ったメガネに掛け替えれば、常に最適なメガネを掛け続けることができるだろう。1年ごとにこだわらず、新しいフレームを掛けてみたいと思ったときや見え方に不便を感じたとき、気軽に店に足を運んで掛け替えるのも大いにアリだ。「印象分析アプリ」、「肌色診断」、「テイスト診断」を用いた、独自のアイウェアコーディネートを受けられるので、あわせて活用したい(下記リンク参照)。
実際、NINAL(ニナル)の利用者は、来店することへの心理的なハードルが下がり、店に立ち寄りやすいと感じている人が多いという。今すぐに掛け替えるわけでなくとも、新しくどんなフレームが入荷しているかを確認しに来店したり、レンズの交換を勧められても費用がかかる心配がないので、視力チェックだけでも気軽に店を訪れたりする顧客が多いとのことだ。
メガネの値段を気にせず掛け替えられる
メガネを買う際、会計のときまで総額が分からないことも、メガネの掛け替えに二の足を踏む要因の一つではないだろうか。
フレームもレンズも種類がたくさんあり、値段にかなりの幅がある。特にレンズは素材や設計、コーティングなどの選択肢が多いため、価格が非常に分かりづらい。フレームにレンズ代込みの価格が表示されている店ならまだしも、フレーム代とレンズ代が別々の店では、総額が万単位で変わってくることも多々ある。レンズの値段が予想よりも高くなり、総額の予算をオーバーしてしまい、値段の安いフレームに変更する人もいる。
NINAL(ニナル)に加入していれば、月額料金以外に費用を負担せずに済むので、メガネを掛け替える際に値段がいくらになるかに不安を感じたり、頭を悩ませたりすることはない。新しいメガネにしたいと思ったタイミングで気軽に掛け替えることができるだろう。
フレームやレンズの選択肢が豊富なのも、NINAL(ニナル)の魅力だ。大人向けプランの場合、フレームは国内外の人気ブランドを含む1,000種類以上の中から選べる。
レンズは近視・遠視・乱視・老眼用の単焦点レンズから、遠近両用・中近両用・近々両用といった累進レンズまでそろっている。紫外線などに反応して色が変わる調光レンズ、照り返しのまぶしさをコントロールする偏光レンズ、ブルーライトカットレンズなども用意されているので、使用シーンやライフスタイルに合ったものを選べる(※3)。
超薄型レンズや遠近両用レンズ、調光レンズなどを選んでも、追加料金が発生しないので、値段を気にすることなく、今の自分に最適なレンズを選べるのも、NINAL(ニナル)のメリットだ。
「お客様満足度99%―似合うメガネ選びをお手伝いします | メガネの田中(眼鏡・めがね)」
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NINAL(ニナル)の場合、プランに含まれる商品であれば、どれを選んでも追加料金が発生しないことは、顧客だけでなく、販売員にも良い影響を与えているようだ。
通常の販売方法では、掛け替え(買い替え)にはどうしても金額が発生してしまう。そのため、販売員が顧客にとって本当に良い商品を提案したとしても、顧客からすれば、「必要ないものを売りつけられているのでは?」、「売上を上げるために勧めているのでは?」といった感覚を覚えることもあるだろう。
NINAL(ニナル)なら、プランに含まれる商品の中から、どれを選んでも追加料金は発生しないので、販売員は自信を持って最適な商品を提案できるし、顧客も売りつけられているような感覚を持たずに、販売員の提案を受け入れられるのではないか。
NINAL(ニナル)の利用者は、通常販売で購入した顧客に比べて来店頻度が高いため、販売員とのコミュニケーションが深くなる傾向にあるという。「顧客にフレームやレンズを提案しやすくなった」と感じる販売員が多いそうだ。その結果、販売員は知識や経験、技術を惜しみなく発揮できるようになり、顧客がよいメガネを手に入れるチャンスが広がることが期待できる。
顧客満足度が約2.6倍
メガネの田中が実施した調査によると、NINAL(ニナル)の顧客満足度は、通常販売の約2.6倍となっている。
NINAL(ニナル)の利用者からは、「メガネ選びが楽しくなった」、「価格に対する不安がなくなった」、「度数が変わっても安心」、「初めての遠近両用でも安心」、「今まで掛けたことのないスタイルのフレームにチャレンジできた」といった声が上がっているという。
NINAL(ニナル)利用者 全体世代比率
NINAL(ニナル)の利用者は、男女比では男性が47%に対して女性が53%となっており、年代別に見ると40代~50代が多くを占めている。
40代~50代には、老眼になってメガネを初めて掛けるようになった人や、遠近両用メガネが必要になった人、老眼や目の乾きによりコンタクトレンズからメガネへ移行する人が多い。メガネに対する期待と不安が入り混じっている人も多いのではないだろうか。
NINAL(ニナル)を利用すれば、目の状態や生活環境の変化にも柔軟に対応できるので、新しいメガネへの期待を高め、不安を解消できるのではないかと感じた。40代~50代の利用者が多いのも納得できる。
「メガネのサブスク 定額制ニナル「NINAL」 |メガネの田中【公式】(眼鏡・めがね・サングラス)」
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2020年10月より開始された新プラン「NINAL PREMIUM(ニナルプレミアム)」(2,700円(税別)/月)を選ぶと、さらに効果的だ。
NINAL PREMIUM(ニナルプレミアム)は、ニコンブランドを中心とした、ゆがみの少ない高品質なレンズが利用できるのが特長だ。遠近両用レンズは、老眼の度数が上がるほど視界にゆがみが増えて、違和感を覚えやすくなりがちだが、NINAL PREMIUM(ニナルプレミアム)で利用できる高品質なレンズなら、老眼の度数が上がっても心地よい見え方が期待できる。
それらの高品質なレンズは、近視や乱視が強い人にも効果を発揮する。レンズの周辺部にゆがみが生じにくく、快適な見え心地が得られるだろう。
さらに、可視光線の量に反応して色が変わる調光レンズ、近赤外線をカットして日焼けを予防するレンズ、目の栄養(ルテイン)を保護するレンズといった、さまざまタイプが選べるので、ニーズを満たすレンズがきっと見つかるはずだ。
メガネ文化を変えていきたい
「わたしたちの想い |メガネの田中・聞こえの田中【公式】(眼鏡・めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器)」
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メガネの田中によると、NINAL(ニナル)はメガネを掛け替える楽しさと、常に度数が合ったメガネを掛け続けることができる快適さを提供するためのサービスだという。「NINAL(ニナル)でメガネ文化を変えていきたい」と、担当者は熱く語っていた。
常に度数が合ったメガネを掛け続けるのが理想であることは、多くの人が納得できるだろう。しかし、メガネを購入してから次のメガネを購入するまでの期間は平均4.3年であり、常に度数が合ったメガネを掛け続けている人は少ないのが実情だ。
常に度数が合ったメガネを掛け続ける人が少ないのは、それに適した販売サービスがなかったからではないか。NINAL(ニナル)を利用すれば、常に度数が合ったメガネを掛け続けるという理想にグッと近づくはずだ。
取材を通じて、NINAL(ニナル)はメガネ文化を変える可能性を持ったサービスだと強く感じた。常に最適なメガネを掛け続けて、人生をより豊かなものにしたい人は、NINAL(ニナル)を検討してみてはいかがだろうか。
メガネの田中「NINAL(ニナル)」プラン一覧
NINAL step(ニナルステップ)
「メガネのサブスク 定額制ニナル「NINAL」 |メガネの田中【公式】(眼鏡・めがね・サングラス)」
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【サービス】
- 3年間、フレームとレンズともに回数無制限でいつでも交換可能
- 定期的な視力チェック
- アイウェアコーディネート
【対象】
- 中学校卒業まで利用可能(※契約開始は小学校卒業まで)
【フレーム】
- 約300種類の中から選択可能
【価格】
- 月額1,800円(税別)
【契約期間】
- 3年間
NINAL(ニナル)
「メガネのサブスク 定額制ニナル「NINAL」 |メガネの田中【公式】(眼鏡・めがね・サングラス)」
(スクリーンショット)
【サービス】
- 3年間にフレームとレンズをセットで3組まで交換可能
- 定期的な視力チェック
- アイウェアコーディネート
【フレーム】
- 国内外の人気ブランドを含む1,000種類以上から選択可能
【レンズ】
- 単焦点レンズ(近視・遠視・乱視・老眼用)、累進レンズ(遠近両用・中近両用・近々両用)、プラスチックレンズからガラスレンズまで選択可能
- ブルーライトカット、近紫外線をカットして日焼けを予防する「SPFケア」、目の栄養(ルテイン)を保護する「ルティーナ」、これら全てを含む「トータルケア」、紫外線または可視光線の量で色が変化する調光レンズ、偏光レンズ、遮光レンズ、ナイトドライブ(夜用)も選択可能
- 全てのレンズにUV(紫外線)カット加工を搭載
【価格】
- 月額2,100円(税別)
【契約期間】
- 3年間
NINAL PREMIUM(ニナルプレミアム)
「メガネのサブスク 定額制ニナル「NINAL」 |メガネの田中【公式】(眼鏡・めがね・サングラス)」
(スクリーンショット)
【サービス】
- 3年間にフレームとレンズをセットで3組まで交換可能
- 定期的な視力チェック
- アイウェアコーディネート
【フレーム】
- 国内外の人気ブランドを含む1,000種類以上から選択可能
【レンズ】
- NINAL(ニナル)よりもグレードの高いレンズが選択可能(ニコンブランドを含む)
- ブルーライトカット、近紫外線をカットして日焼けを予防する「SPFケア」、目の栄養(ルテイン)を保護する「ルティーナ」、これら全てを含む「トータルケア」、紫外線または可視光線の量で色が変化する調光レンズ、偏光レンズ、遮光レンズ、ナイトドライブ(夜用)も選択可能
- 全てのレンズにUV(紫外線)カット加工を搭載
【価格】
- 月額2,700円(税別)
【契約期間】
- 3年間
※1:「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞(第36回 2019年 受賞語)
※2:「眼鏡DB2018」(眼鏡光学出版株式会社)、消費者1万人アンケート。
※3:選べるレンズはプランによって異なる。詳細は「メガネのサブスク 定額制ニナル「NINAL」 |メガネの田中【公式】(眼鏡・めがね・サングラス)」を参照。