大手メガネチェーン4社が1月8日(金)までに発表した、2020年12月の売上高(速報値)は、各社ともほぼ前年並みの数字を記録した。一部では、新型コロナウイルス感染拡大の「第3波」の影響による客足の落ち込みが見られているという。
愛眼
「メガネの愛眼 - めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の12月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比プラスマイナス0%、全店ベースで前年比0.4%増となった。これらの数値は、メガネ小売り部門のみのもので、卸部門と写真館部門は含んでいない。
ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスの12月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比5.1%減、全店ベースで前年比1.2%減となった。
ジンズホールディングスは、既存店売上高が前年比を下回った理由として、郊外ロードサイド店舗の売上は順調に推移したものの、駅ビルやファッションビルを中心とした都心部の店舗で客数の落ち込みが顕著だったことを挙げている。
三城ホールディングス
「三城ホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキやメガネの三城などを運営する三城ホールディングスの12月の売上高(速報値)は、既存店ベースで0.1%増、全店ベースで1.0%減となった。これらの数値は、(株)三城および(株)金鳳堂の国内小売り売上高の合計値で算出されている。
ビジョナリーホールディングス
「ビジョナリーホールディングス」
(スクリーンショット)
メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスの12月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比プラスマイナス0%、全店ベースで前年比4.8%減となった。EC部門は前年比16.4%増となっている。