大手メガネチェーン4社が11月8日(月)までに発表した、2021年10月の売上高(速報値)は、三城ホールディングスを除く3社が前年比プラスを記録、三城ホールディングスは前年比に対する下げ幅が縮小した。緊急事態宣言が全国的に解除されたことにより、客足が回復してきたことが要因と見られる。
昨年2020年10月は、2019年9月に消費税が増税したことに伴う買い控えの反動もあり、4社中3社が既存店売上高が前年比でプラスを記録していた。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の10月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比5.4%増、全店ベースで前年比4.5%増となった。これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、卸部門と写真館部門は含んでいない。
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ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスの10月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比2.7%増、全店ベースで前年比7.2%増となった。
ジンズホールディングスは、前年比を上回ったことについて、
- 全国的に緊急事態宣言が解除されたことにより、客足の回復が見られた結果
だとしている。
また、一昨年は消費税増税による駆け込み需要の反動もあったことから、一昨年対比では既存店ベースで9.4%増となった。
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三城ホールディングス
「三城ホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキやメガネの三城などを運営する三城ホールディングスの10月の売上高(速報値)は、既存店ベースで4.2%減、全店ベースで6.4%減となった。これらの数値は、(株)三城および(株)金鳳堂の国内小売り売上高の合計値で算出されている。
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ビジョナリーホールディングス
「ビジョナリーホールディングス」
(スクリーンショット)
メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスの10月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比4.5%増、全店ベースで前年比3.6%増となった。EC部門は前年比10.2%増となっている。