大手メガネチェーン4社が2月7日(月)までに発表した、2022年1月の売上高(速報値)は、JINS(ジンズ)を除く3社が、既存店売上高前年比でプラスを記録した。
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスは、既存店売上高前年比がマイナスとなった理由として、
- 新型コロナウイルス感染拡大により、まん延防止等重点措置が発令されたことから、1月中旬以降、客足が減少したこと。
を挙げている。
昨年(2021年)1月は、新型コロナウイルス感染拡大「第3波」の影響で客足が落ち込んだことから、各社とも売上高が下がっていた(下記リンク参照)。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の1月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比8.5%増、全店ベースで前年比7.2%増となった。前月1月に比べ、既存店ベース・全店ベースともに上げ幅が拡大している。
これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、卸部門と写真館部門は含んでいない。
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ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスの1月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比0.7%減、全店ベースで前年比3.7%増となった。前月1月は既存店ベース、全店ベースともにプラスとなっていた。
ジンズホールディングスは、既存店ベースの前年比がマイナスとなった理由として、
- 1月1日発売の「JINS ポケモンモデル」第2弾の好評もあり、1月前半の売上は好調に推移したが、新型コロナウイルス感染拡大により、まん延防止等重点措置が発令されたことから、1月中旬以降客足が減少したこと。
を挙げている。
一昨年対比では、インバウンド客数が減少した影響もあり、既存店ベースで4.6%減となった。
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三城ホールディングス
「三城ホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキやメガネの三城などを運営する三城ホールディングスの1月の売上高(速報値)は、既存店ベースで5.7%増、全店ベースで4.4%増となった。前月1月と比べると、既存店ベースでは上げ幅が縮小、全店ベースでは上げ幅が拡大している。
これらの数値は、(株)三城および(株)金鳳堂の国内小売り売上高の合計値で算出されている。
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ビジョナリーホールディングス
「ビジョナリーホールディングス」
(スクリーンショット)
メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスの1月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比12.0%増、全店ベースで前年比11.8%増となった。前月1月と比べ、既存店ベース・全店ベースともに上げ幅が拡大した。EC部門は前年比10.7%増で、前月1月より上げ幅が拡大している。