大手メガネチェーン4社が3月7日(月)までに発表した、2022年2月の売上高(速報値)は、4社全てが既存店ベース・全店ベースともに前年を下回った。3社は前年比2ケタ減となった。
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスは、前年比がマイナスとなった理由として、
- 新型コロナウイルスの変異株の感染者数が1月より増加したことで客足が減少したこと。
- 全国的に気温が低く、北海道・東北・北陸地方を中心に天候不良も重なり、客足が減少したこと。
- スギ花粉の飛散開始が遅く、花粉対策用商品の出足が鈍かったこと。
を挙げている。
昨年(2021年)2月は、ジンズホールディングスを除く3社が既存店ベース・全店ベースともに前年比を下回っていた(下記リンク参照)。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の2月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比4.5%減、全店ベースで前年比6.7%減となった。前月1月は、既存店ベース・全店ベースともに前年比を上回っていた。
これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、卸部門と写真館部門は含んでいない。
愛眼の最新ニュース
ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスの2月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比17.5%減、全店ベースで前年比14.5%減となった。前月1月は既存店ベースでは前年比0.7%減、全店ベースでは前年比3.7%増となっていた。
ジンズホールディングスは、前年比がマイナスとなった理由として、
- 新型コロナウイルスの変異株の感染者数が1月より増加したことで客足が減少したこと。
- 全国的に気温が低く、北海道・東北・北陸地方を中心に天候不良も重なり、客足が減少したこと。
- スギ花粉の飛散開始が遅く、花粉対策用商品「JINS PROTECT(ジンズ プロテクト)」シリーズの出足が鈍かったこと。
を挙げている。
一昨年対比では、インバウンド客数が減少した影響もあり、既存店ベースで14.8%減となった。
JINS(ジンズ)の最新ニュース
三城ホールディングス
「三城ホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキやメガネの三城などを運営する三城ホールディングスの2月の売上高(速報値)は、既存店ベースで12.1%減、全店ベースで13.4%減となった。前月1月は、既存店ベース・全店ベースともに前年比プラスとなっていた。
これらの数値は、(株)三城および(株)金鳳堂の国内小売り売上高の合計値で算出されている。
パリミキ・メガネの三城の最新ニュース
ビジョナリーホールディングス
「ビジョナリーホールディングス」
(スクリーンショット)
メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスの2月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比14.5%減、全店ベースで前年比13.7%減となった。前月1月は、既存店ベース・全店ベースともに前年比2ケタ増を記録していた。EC部門は前年比14.1%増で、前月1月より上げ幅が拡大している。