大手メガネチェーン4社が5月11日(水)までに発表した、2022年4月の売上高(速報値)は、愛眼を除く3社が、既存店ベース・全店ベースともに前年比プラスを記録した。
4社中3社が前年比プラスを記録したのは、昨年(2021年)は一部地域で緊急事態宣言やまん延防止重点措置が発令されていたことによる反動と思われる。
一昨年(2020年)に新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出を自粛する人が増加し、売上高が大幅に減少したことの反動で、昨年(2021年)4月は4社全てが既存店売上高の前年比を大きく伸ばしていた(下記リンク参照)。
愛眼を除く3社は、今年はさらに売上高を回復させたことになる。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の4月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比0.1%減、全店ベースで前年比1.1%減となった。前月3月に比べ、前年比の下げ幅は減少している。
これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、卸部門と写真館部門は含んでいない。
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ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスの4月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比5.0%増、全店ベースで前年比9.6%増となった。前月3月は、全店ベースでは前年の売上高を上回っていたものの、既存店ベースでは前年を下回っていた。
ジンズホールディングスは、既存店ベース・全店ベースともに前年比がプラスとなった理由として、
- 4月14日より発売している JINS Switch(ジンズ・スイッチ)の新作が好評であること。
- 前年の緊急事態宣言発令による反動。
を挙げている。
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パリミキホールディングス
「パリミキホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキを運営するパリミキホールディングスの4月の売上高(速報値)は、既存店ベースで2.9%増、全店ベースで2.4%増となった。前月3月は、既存店ベース・全店ベースともに前年の売上高を下回っていた。
これらの数値は、(株)三城および(株)金鳳堂の国内小売り売上高の合計値で算出されている。
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ビジョナリーホールディングス
「ビジョナリーホールディングス」
(スクリーンショット)
メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスの4月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比7.3%増、全店ベースで前年比7.2%増となった。前月3月は、既存店ベース・全店ベースともに前年の売上高を下回っていた。EC部門は前年比10.6%増となった。