大手メガネチェーン4社が6月7日(火)までに発表した、2022年5月の売上高(速報値)は、ビジョナリーホールディングスを除く3社が、既存店ベース・全店ベースともに前年比2ケタ増を記録した。
4社中3社が前年比2ケタ増を記録したのは、昨年(2021年)は新型コロナウイルス感染拡大の影響で緊急事態宣言などが発令されていたことの反動と思われる。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の5月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比24.9%増、全店ベースで前年比23.4%増となった。前月4月は、既存店ベース・全店ベースともに前年をわずかに下回っていた。
これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、卸部門と写真館部門は含んでいない。
愛眼の最新ニュース
ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスの5月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比13.5%増、全店ベースで前年比20.1%増となった。前月4月に比べ、前年比を大きく伸ばした。
ジンズホールディングスは、既存店ベース・全店ベースともに前年比を大幅に伸ばした理由として、
- 「新学期応援キャンペーン」により、子ども用メガネが売上をけん引
- 前年の緊急事態宣言などの発令による反動。
を挙げている。
JINS(ジンズ)の最新ニュース
パリミキホールディングス
「パリミキホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキを運営するパリミキホールディングスの5月の売上高(速報値)は、既存店ベースで14.9%増、全店ベースで14.3%増となった。前月4月に比べ、前年比を大きく伸ばした。
これらの数値は、(株)三城および(株)金鳳堂の国内小売り売上高の合計値で算出されている。
パリミキの最新ニュース
ビジョナリーホールディングス
「ビジョナリーホールディングス」
(スクリーンショット)
メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスの5月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比0.6%減、全店ベースで前年比0.1%減となった。前月4月は、既存店ベース・全店ベースともに前年の売上高を上回っていた