大手メガネチェーン4社が9月7日(水)までに発表した、2022年8月の売上高(速報値)は、4社中2社が既存店ベース・全店ベースともに前年を下回った。前年を上回った2社のうち1社は、前月7月に比べて前年比に対する伸びが鈍化している(下記リンク参照)。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の8月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比2.5%増、全店ベースで前年比2.1%増となった。前月7月に比べ、既存店ベース・全店ベースともに前年比に対する伸びが鈍化した。
これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、会社全体の数値ではない。
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ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスの8月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比0.7%増、全店ベースで前年比5.8%増となった。前月7月に比べ、既存店ベース・全店ベースともに前年比に対する伸びが若干増している。
ジンズホールディングスは、既存店ベースの前年比が0.7%増にとどまった理由として、8月末の商品リニューアルを控えてセールの強化を継続し、カラーレンズや調光レンズ(※)を始めとするオプションレンズが売上をけん引したが、8月上旬に北陸・東北地方を中心に天候不良が続き、客数が伸び悩んだことを挙げている。
※:紫外線量によってカラー濃度が変わるレンズ。屋外ではカラーが濃くなってサングラスとして使え、屋内ではカラーが薄くなりメガネとして使える。
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パリミキホールディングス
「パリミキホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキを運営するパリミキホールディングスの8月の売上高(速報値)は、既存店ベースで2.2%減、全店ベースで2.5%減となった。前月7月は、既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていた。
これらの数値は、(株)三城および(株)金鳳堂の国内小売り売上高の合計値で算出されている。
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ビジョナリーホールディングス
「ビジョナリーホールディングス」
(スクリーンショット)
メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスの8月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比0.9%減、全店ベースで前年比0.9%減となった。前月7月は、既存店ベース・全店ベースともに前年比2ケタ増を記録していた。