大手メガネチェーン4社が1月13日(金)までに発表した、2022年12月の売上高(速報値)は、4社中3社が既存店ベースで前年比を下回った。メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスのみ、既存店ベース・全店ベースともに前年比を上回った。
前年12月は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で落ち込んでいた客足が戻ってきたことで、4社全てが売上を伸ばしていた(下記リンク参照)。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の12月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比8.6%減、全店ベースで前年比8.8%減となった。前月11月と比べ、既存店ベース・全店ベースともに前年比の下げ幅が拡大している。
これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、会社全体の数値ではない。
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ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスの12月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比10.1%減、全店ベースで前年比7.1%減となった。前月11月は、既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていた。
ジンズホールディングスは、既存店ベースの前年比が10.1%減になった理由について、12月15日より発売した「JINS無敵コーティング」や「JINS極薄レンズ」をはじめとしたオプションレンズが好調だったものの、前年公表を博したコラボレーション商品(「JINS×イガリシノブ」の第2弾)の反動があったことや、全国旅行支援により観光や飲食などに重要が向けられ、メガネ・サングラスの購買需要獲得につながらなかったとしている。
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パリミキホールディングス
「パリミキホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキを運営するパリミキホールディングスの12月の売上高(速報値)は、既存店ベースで0.1%減、全店ベースで0.8%増となった。前月11月は、既存店ベース・全店ベースともに前年比をわずかに下回っていた。
これらの数値は、(株)三城および(株)金鳳堂の国内小売り売上高の合計値で算出されている。
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ビジョナリーホールディングス
「ビジョナリーホールディングス」
(スクリーンショット)
メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスの12月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比0.1%増、全店ベースで前年比0.7%増となった。前月11月 は、既存店ベース・全店ベースともに前年比を下回っていた。ECも前年比22.5%増と好調を続けている。