大手メガネチェーン4社が6月7日(水)までに発表した、2023年5月の売上高(速報値)は、4社全てが既存店ベース・全店ベースともに前年比を上回った。前月4月は、メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスを除く3社が、既存店ベース・全店ベースともに前年比を上回っていた。
前年5月は、ビジョナリーホールディングスを除く3社が、既存店ベース・全店ベースともに前年比を大きく上回っていた。(下記リンク参照)。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の5月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比3.7%増、全店ベースで前年比3.0%増となった。前月4月も既存店ベース・全店ベースともに上回ったが、今月5月は伸び率が下がっている。
これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、会社全体の数値ではない。
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ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスの5月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比3.1%増、全店ベースで前年比6.2%増となった。前月4月と比べると、全店ベースの伸び率は変わらずだが、既存店ベースの伸び率は若干下がっている。
ジンズホールディングスは、前年比を上回った理由として次の2点を挙げている。
- 子ども向けブランド「SESAME STREET(セサミストリート)」とのコラボレーションしたメガネ「JINS×SESAMI STREET」が好評を博した。
- 先月4月に続いて、カラーレンズや紫外線量によってカラー濃度が変化する調光レンズなど、外出に即したオプションレンズの売上が伸びた。
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パリミキホールディングス
「パリミキホールディングス」
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パリミキを運営するパリミキホールディングスの5月の売上高(速報値)は、既存店ベースで6.2%増、全店ベースで5.6%増となった。前月4月と比べ、既存店ベースの前年比に対する上げ幅が若干増している。
これらの数値は、小売店舗のみの売上高(のれん自立店舗を含む)から算出されている。
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ビジョナリーホールディングス
「ビジョナリーホールディングス」
(スクリーンショット)
メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスの5月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比8.0%増、全店ベースで前年比6.2%増となった。前月4月は既存店ベース・全店ベースともに前年比を下回っていた。ECは前年比15.8%増と好調を続けている。