大手メガネチェーン4社が2023年8月7日(月)までに発表した、2023年7月の売上高(速報値)は、メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスを除く3社が既存店ベース・全店ベースともに前年比2ケタ増を記録した。ビジョナリーホールディングスは、既存店ベース・全店ベースともに前年を下回った。
前月6月も、ビジョナリーホールディングスを除く3社が既存店ベース・全店ベースともに前年を上回ったが、前年を上回った3社は伸び率が増加している。
前年7月は、4社全てが既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていた。(下記リンク参照)。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の7月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比13.7%増、全店ベースで前年比12.8%増となった。前月6月も既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていたが、7月は伸び率が増加している。
これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、会社全体の数値ではない。
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ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスの7月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比13.3%増、全店ベースで前年比15.2%増となった。前月6月も既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていたが、7月は伸び率が増加している。
ジンズホールディングスは、接客を強化したことで「可視光調光レンズ」(※)や「ファッションカラーレンズ」などのオプションレンズの装着率が向上し、一式単価(フレーム+レンズ)が大きく伸長したことなどにより、前年比を大きく上回ったとしている。
(※)従来の調光レンズは紫外線の量に応じて色の濃さが変化することで、屋外ではサングラスとして屋内では普通のメガネとして使えるのが特長。可視光調光レンズは紫外線だけでなく可視光線(目に見える光)にも反応して色が濃くなるので、ガラスにUVカットが施された自動車の中でも色が濃くなり、まぶしさをやわらげてくれる。従来の調光レンズ、可視光調光レンズともに、色が濃くなるのに比べて色が薄くなるのには時間がかかるので注意が必要だ(下記リンク参照)。
太陽光や紫外線で色が変わるフォトクロミックレンズはトンネル内や夕暮れ時は危険です。色が濃くなった状態から淡くなるまで時間がかかります。トンネル内や屋内駐車場等の暗い場所や、夕暮れ時は視力が低下するため、使用しないでください。
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パリミキホールディングス
「パリミキホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキを運営するパリミキホールディングスの7月の売上高(速報値)は、既存店ベースで10.0%増、全店ベースで10.0%増となった。前月6月も既存店ベース・全店ベースともに前年の売上高を上回っていたが、7月は伸び率が増加している。
これらの数値は、小売店舗のみの売上高(のれん自立店舗を含む)から算出されている。
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ビジョナリーホールディングス
「ビジョナリーホールディングス」
(スクリーンショット)
メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスの7月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比3.1%減、全店ベースで前年比5.5%減となった。前月6月も既存店ベース・全店ベースともに前年を下回っていた。ECは前年比5.2%減だった。