大手メガネチェーン4社が9月7日(木)までに発表した、2023年8月の売上高(速報値)は、4社全てが既存店ベース・全店ベースともに前年比2ケタ増を記録した。
前月7月は、ビジョナリーホールディングスを除く3社が既存店ベース・全店ベースともに前年比2ケタ増を記録していた。
前年8月は、4社中2社が既存店ベース・全店ベースともに前年を下回っていた。(下記リンク参照)。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の8月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比13.8%増、全店ベースで前年比13.0%増となった。前月7月も既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていたが、8月は伸び率が若干増加している。
これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、会社全体の数値ではない。
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ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスの8月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比12.2%増、全店ベースで前年比14.0%増となった。前月7月も既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていたが、8月は伸び率が若干下がっている。
ジンズホールディングスは、既存店ベース・全店ベースともに前年を上回った理由として、以下の2点を挙げている。
- 「Combination Titanium(コンビネーション チタニウム)」をはじめとした高単価フレームが好調に推移したこと
- 「可視光調光レンズ」(※)や「ファッションカラーレンズ」などのオプションレンズの装着率が上昇し、一式単価(フレーム+レンズ)が向上したこと
(※)従来の調光レンズは紫外線の量に応じて色の濃さが変化することで、屋外ではサングラスとして屋内では普通のメガネとして使えるのが特長。可視光調光レンズは紫外線だけでなく可視光線(目に見える光)にも反応して色が濃くなるので、ガラスにUVカットが施された自動車の中でも色が濃くなり、まぶしさをやわらげてくれる。従来の調光レンズ、可視光調光レンズともに、色が濃くなるのに比べて色が薄くなるのには時間がかかるので注意が必要だ(下記リンク参照)。
太陽光や紫外線で色が変わるフォトクロミックレンズはトンネル内や夕暮れ時は危険です。色が濃くなった状態から淡くなるまで時間がかかります。トンネル内や屋内駐車場等の暗い場所や、夕暮れ時は視力が低下するため、使用しないでください。
JINS(ジンズ)の最新ニュース
パリミキホールディングス
「パリミキホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキを運営するパリミキホールディングスの8月の売上高(速報値)は、既存店ベースで11.8%増、全店ベースで12.3%増となった。前月7月も既存店ベース・全店ベースともに前年の売上高を上回っていたが、8月は伸び率が増加している。
これらの数値は、小売店舗のみの売上高(のれん自立店舗を含む)から算出されている。
パリミキの最新ニュース
ビジョナリーホールディングス
「ビジョナリーホールディングス」
(スクリーンショット)
メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスの8月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比15.0%増、全店ベースで前年比12.7%増となった。前月7月は既存店ベース・全店ベースともに前年を下回っていた。ECは前年比3.2%増だった。