大手メガネチェーン3社が発表した2024年1月の売上高(速報値)は、JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスとパリミキなどを運営するパリミキホールディングスの2社が、既存店ベース・全店ベースともに前年同月比プラスを記録した。メガネのアイガンを展開する愛眼は、既存店ベース・全店ベースともに前年同月比マイナスとなった。
前月12月は、3社全てが既存店ベース・全店ベースともに前年比プラスを記録していた。
前年1月は、パリミキホールディングスのみ、既存店ベース・全店ベースともに前年比を上回っていた。(下記リンク参照)。
【お知らせ】
メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスは、1月29日をもって株式上場廃止となった(下記リンク参照)のに伴って月次売上が公開されなくなったため、今回の記事より愛眼・ジンズホールディングス・パリミキホールディングスの3社の情報を掲載いたします。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の1月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比2.6%減、全店ベースで前年同月比3.0%減となった。前月12月は既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていた。
これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、会社全体の数値ではない。
愛眼の最新ニュース
ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスの1月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比5.4%増、全店ベースで前年同月比8.1%増となった。前月12月は既存店ベース・全店ベースともに前年同月比2ケタ増を記録していた。
ジンズホールディングスは既存店ベース・全店ベースともに前年を上回った理由として、前年のコラボレーション企画「JINS ドラえもんモデル」第2弾の販売が好調だった反動があったものの、店頭での顧客ひとりひとりへの接客を強化し、「JINS 激薄レンズ」をはじめとしたオプションレンズの装着率が上昇したこと、「Combination Titanium(コンビネーション チタニウム)」をはじめとした高単価フレームが好調に推移したことを挙げている。
JINS(ジンズ)の最新ニュース
パリミキホールディングス
「パリミキホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキなどを運営するパリミキホールディングスの1月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比3.8%増、全店ベースで前年同月比3.0%増となった。前月12月も既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていた。
これらの数値は、小売店舗のみの売上高(のれん自立店舗を含む)から算出されている。