アメリカ・オレゴン州ポートランドにある木製サングラスの専門ブランド Shwood は、アイリッシュウイスキーのメーカー BUSHMILLS(ブッシュミルズ)で使われていたウイスキー樽から作ったサングラス CANBY / THE BUSHMILLS を発売した。
Shwood のブログによると、材料となった樽は、ホワイトオーク製で100年以上使われたもの。また、パッケージにはウイスキーを入れるような特製の木箱が使われており、バールで開封するというこだわりぶり。限定100本で製造されたが、残念ながらすでに完売している。
(写真1)CANBY / THE BUSHMILLS。特製の木箱には限定生産の証であるシリアルナンバーもついている。
ちなみに、ウイスキーは別売り。
(出典)http://experimentwithnature.com/01-videos/the-bushmills/#.T2AokcVzn2Y
(写真2)CANBY / THE BUSHMILLS。巾着タイプのケースもついている。
(出典)http://experimentwithnature.com/01-videos/the-bushmills/#.T2AokcVzn2Y
CANBY / THE BUSHMILLS は手作業で作られており、レンズがついているフロント部分は4枚の木材を貼り合わせた4プライ(4層)、テンプル(つる)は2枚の木材を貼り合わせた2プライ(2層)になっている。
ベースとなっているのは、シャープなラインのウェリントンシェイプがカッコいい Shwood の既存モデル CANBY。レンズはドイツの老舗メーカー Carl Zeiss(カールツァイス)製のものを使っている。
(写真3)CANBY / THE BUSHMILLS。サングラスのカタチはシャープなウェリントン。
(出典)http://experimentwithnature.com/01-videos/the-bushmills/#.T2AokcVzn2Y
木製メガネ・サングラスフレームはセル(プラスチック)や金属といった一般的なものと異なり、顔の幅に合わせて調整するのが難しい。そのため、ほかの多くの木製メガネフレームと同じように、フロントとテンプルをつなぐヒンジ(丁番・蝶番)には、ステンレス製のスプリングがついたものが使われている。
(写真4)CANBY / THE BUSHMILLS。フロントとテンプルをつなぐヒンジ(丁番・蝶番)には、スプリング付きのものを使用。
(出典)http://experimentwithnature.com/01-videos/the-bushmills/#.T2AokcVzn2Y
次にご紹介する動画では、材料となる樽を運び出すところから始まり、完成、箱詰めに至るまでの様子が紹介されている。
"The Bushmills" by Shwood and Bodega from Shwood Eyewear on Vimeo.
関連記事
木製メガネ・サングラスフレーム。