2009年からゴルフ専用メガネを販売している パリミキ・メガネの三城(以下パリミキ)は、ゴルフ用品ブランド SRIXON(スリクソン)とコラボしたメガネ・サングラスを4月下旬にリリース。
さらに、パリミキでは、プロゴルファー中嶋常幸氏をアドバイザーに迎え、アスリートと眼の関係を真剣に考える「MIKI THINK,”EYE" PROJECT」をスタート。ゴルフ専用メガネ・サングラスにより力を入れている。
PARIS MIKI × SRIXON ゴルフ専用メガネ・サングラス
プレスリリースや公式サイトによると、4月下旬に発売された PARIS MIKI × SRIXON ゴルフ専用メガネ・サングラスは、オールチタン製でシンプルかつミニマムな SR-502(写真1)と、強度とデザイン性を両立し、ホールド感にもこだわった SR-503(写真2)の2タイプ。見た目のデザインや掛け心地の好みで選ぶことができる。
フレーム価格はいずれも27,000円。後述するゴルフ専用レンズ SP EXTREMES GOLF/R(※)と組み合わせることで、自分の目に合ったゴルフ専用メガネ・サングラスを手に入れることができる。
※度付き:12,000円~、度なし:6,000円(ゴルフ専用フレーム購入時に限り)。
PARIS MIKI × SRIXON SR-502
(写真1)PARIS MIKI × SRIXON ゴルフ専用メガネ・サングラス SR-502。カラー:ブラウン(モダンカラー:レッド)、グレー(写真、モダンカラー:イエロー)、ライトグレー(モダンカラー:グレー)、ブラック(モダンカラー:ブラック)。
(出典)http://www.golf-parismiki-sr.jp/
SR-502(写真1)は、オールチタン製のシンプルかつミニマムなデザインが特徴。リム(ふち)とテンプル(つる)には、弾力性の高いベータチタンを、左右のレンズをつなぐブリッジには硬い純チタンをそれぞれ使用。さらに、レンズのついたフロントとテンプル(つる)をつなぐ丁番やネジにもチタン製のものを使っており、汗をかいてもさびにくいのもポイントだ。
弾力性の高いベータチタン製のテンプル(つる)がホールド感をより高めているほか、モダンと呼ばれるテンプル先端のカバーには、ディンプル(くぼみ)加工が施されたラバロン素材を使用しているので、汗をかいてもメガネがズレにくいようになっている。
PARIS MIKI × SRIXON SR-503
(写真2)PARIS MIKI × SRIXON ゴルフ専用メガネ・サングラス SR-503。カラー:ブラックマット/ブラックマット、ダークグレーパール/ダークグレーパール、ホワイトパール/ブラックパール(写真)。
(出典)http://www.golf-parismiki-sr.jp/
SR-503(写真2)は、現在大手メガネチェーン各社から発売されている「軽量メガネ」の定番素材 TR-90 をフレームの素材に使用。TR-90 は軽くて弾力性が高いので、ゴルフなどスポーツ用のメガネ・サングラスにはうってつけと言えよう。
また、クリングスと呼ばれる、鼻の形にあわせて調整可能な金属製の鼻あてや、耳の形にあわせて調節できるよう、先端部にチタン製の芯がテンプル(つる)が、よりフィット感を高めてくれそうだ。
さらに、レンズがフレームから浮き上がったようなデザインになっていて、サイドにすき間が空いているのもポイント。激しい動きでもレンズに力がかかりにくく、見え具合をキープできるほか、空気が通りやすくなっているので、レンズがくもりにくいのはうれしい。
ゴルフ専用レンズで芝目が鮮やかに
(写真3)PARIS MIKI × SRIXON ゴルフ専用メガネには、パリミキのゴルフ専用レンズ SP EXTREMES GOLF/R がベストマッチ。image by PARIS MIKI
PARIS MIKI × SRIXON ゴルフ専用メガネには、まぶしさを抑えながらも、芝目がくっきり明るく見えるゴルフ専用レンズ SP EXTREMES GOLF/R がベストマッチ。
SP EXTREMES GOLF/R は、錯乱する短波長(青色波長)の光を効果的にカットすることでまぶしさを抑え、さらに緑~黄色の波長を通すことでコントラストを高めることで、コースの起伏やグリーン上の繊細な凹凸、芝目などが見やすくなるよう作られているのだ(写真3・4)。
(写真4)ゴルフ専用レンズ SP EXTREMES GOLF/R は、波長の特徴を分析し、特定の波長をカットする遮光染料を用いることで、ゴルフに適した視界を得ることができる。image by PARIS MIKI
カラーはノーマルブラウン、インパクトブラウン、ダークブラウンの3色。天候や季節、好みに応じて選ぶことができる。
価格は度付きタイプが12,000円~、度なしなら6,000円(ゴルフ専用フレーム購入時に限り)となっている。
薄型や非球面、遠近両用など度付きレンズもOK
(写真5)ゴルフ専用レンズの度付きタイプは選べる7種類。
(出典)http://www.golf-parismiki-sr.jp/
度付きレンズは下記の7種類が用意されている。超薄型レンズをはじめ、レンズの端の方まで見やすい非球面レンズ、遠近両用レンズ、広い視界が得られるハイカーブレンズなど豊富なバリエーションがうれしい。
スタッフとじっくり相談しながら、度数や使い勝手にあわせて選ぶのがおすすめだ。
- 標準レンズ:12,000円
- 非球面レンズ:16,200円
- 両面非球面レンズ:22,500円(非球面レンズよりもさらに見やすい)
- 内面非球面ハイカーブレンズ:28,800円
- 二重焦点レンズ:33,000円(境目のある遠近両用レンズ)
- 遠近累進レンズ:39,300円(境目のない遠近両用レンズ)
- 超薄型内面非球面ハイカーブレンズ:37,200円
(写真6)「ハイカーブ対応レンズ」と「深い球面レンズ」との見え方の違い(イメージ)
(出典)http://www.golf-parismiki-sr.jp/
また、ハイカーブレンズ2種には、専用の「内面非球面設計」を採用。従来型の球面レンズで生じやすい周囲の歪みやボケを極限まで抑制している。さらに、フレームのデザインに合わせた独自の度数補正システムによって、自然な見え心地を実現しているという(写真6)。
なお、この技術は、調光&ミラー加工付きレンズでは、業界初となっている。
プロゴルファー中嶋常幸氏をアドバイザーに
パリミキは、プロゴルファー中嶋常幸氏をアドバイザーに迎え、アスリートと眼の関係を真剣に考える「MIKI THINK,”EYE" PROJECT」をスタート。アスリートが眼から得る情報がプレイのパフォーマンスにどのように影響するのか?など、さまざまな取り組みをおこなっていくという。
中島氏との取り組みが、今後どのように商品に反映されていくのかに注目したい。
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