スポーツサングラスの満足度は96%、しかし使用率が37%なのは「似合わない」から?
- 配信日 2014.05.07
- 最終更新日 2014.07.08
- さくらヒロシ(メガネ情報サイトGLAFAS編集長)
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スポーツサングラスの人気ブランド Oakley(オークリー)の製造・販売を手掛けるオークリージャパンは、「スポーツサングラスに関する意識・実態調査」を実施した。
この調査は、「定期的にスポーツを行っている人」が対象。スポーツサングラスの利用実態やメリット、使わない理由などが明らかになっている。
スポーツサングラスの利用率は37%
定期的にスポーツを行っているひとのうち、「スポーツサングラスを利用することがある」と答えたひとは、全体の37%。思いの外少ないと感じるのは、筆者だけではないのでは。
また、「スポーツサングラスを利用することがあるスポーツ」という質問(※)には、「ゴルフ」と「ランニング・マラソン」という回答が14%と最も多かった。
続いて、「スノーボード・スキー・スピードスケート」(10%)、「アウトドア」(8%)、「自転車」(5%)という結果となっており、紫外線の影響を大きく受けそうなスポーツが並んでいる。
※複数回答。
「スポーツサングラスの利用率」
(※対象:定期的にスポーツする人500名)
「利用する」(37%)、「利用しない」(63%)
image by オークリージャパン
スポーツ時に日差しの悪影響を感じたことのあるひとは75%
続いて、「スポーツ時に日差しによる悪影響を感じたことが経験」について聞いたところ、「ある」と答えたひとは75%。
さらに、「スポーツ時に、スポーツサングラスが欲しいと感じたことがありますか?」という質問に「ある」と答えたひとは79%にも達している。
つまり、スポーツサングラスのニーズは、非常に高いと言えよう。
「スポーツ時に日差しによる悪影響を感じた経験」
(※対象:定期的にスポーツする人500名)
「経験あり」(75%)、「経験なし」(25%)。
image by オークリージャパン
「スポーツサングラスが欲しいと感じたこと」
(※対象:定期的にスポーツする人500名)
「ある」(79%)、「ない」(21%)。
image by オークリージャパン
スポーツサングラスの利用率は37%、掛けたくないのは「似合わない」から?
スポーツサングラスが欲しいと感じたことのあるひとが8割近くいるにもかかわらず、スポーツサングラスの利用率は37%しかない理由は何だろうか。
「スポーツサングラスを利用しない」と回答したひとに、その理由を聞いたところ、次のような回答が寄せられている。
「似合わないという先入観があるから。」(茨城県・30歳女性)
「あまりかわいいデザインがないから。」(神奈川県・32歳女性)
「格好つけていると思われそうだから。」(東京都・42歳男性)
「目立つから。」(京都府・47歳男性)
これらの声によれば、スポーツサングラスを掛けない理由は、見た目やイメージによるところが大きいようだ。
スポーツサングラスの効果や紫外線対策の重要性などがもっと広く認知され、スポーツサングラスのイメージが向上すれば、より多くのひとがスポーツサングラスを掛けるようになるに違いない。
その証拠に、「スポーツサングラスをしている人が、格好良く見えたことがある」というひとは51%いることも明らかになっている。
スポーツサングラスの満足度は96%、目を守る効果を実感
スポーツサングラスを利用しているというひとに、「スポーツサングラスを利用していて、良かったと感じますか?」と聞いたところ、96%ものひとが「良かったと感じる」と答えている。
また、スポーツサングラスのメリットについては、「目への紫外線の影響を軽減できる」(59%)という声が最も多く寄せられた。
続いて、「目が疲れない」(30%)、「目に砂や虫が入らない」(27%)、「目が乾燥しない」(14%)という回答も多く、スポーツサングラスを利用しているひとは、目を守る効果を実感できていることが分かる。
さらに、スポーツサングラスの効果を感じた際のエピソードには、
「日差しの強い日には、スポーツサングラスを利用すると、疲労の度合いが明らかに小さい。」(広島県・49歳男性)
「紫外線対策になり、ゴルフのラウンド後などはサングラスをしていない時より、目の疲れや乾燥を防ぐことができたと明らかに感じられる。」(岡山県・40歳女性)
といった答えが寄せられているほか、「スポーツサングラスで、スポーツのパフォーマンスが上がった」というひとは、なんと75%もいるという。
「見た目やイメージが気になるから、スポーツサングラスを掛けたくない」というひとも、これらの結果を見ると、スポーツサングラスを掛けたくなるのでは。
「スポーツサングラスの利用が良かったと感じる」
(※対象:スポーツサングラスを使ったことがある人185名)
「感じる」(96%)、「感じない」(4%)
image by オークリージャパン
高橋尚子が語るスポーツサングラスのメリット
▼高橋尚子監修 ランニング用サングラス「Zoff Running with Q」発売、スギちゃんもワイルドな走りでPR
「Zoff Running with Q」について語る高橋尚子さん。
「光から目を守ることもランナーにとって大切な心がけのひとつです。紫外線は目にも吸収されるので、健康美容の観点からもサングラスは欠かせません。それに、まぶしいと感じる状態が長く続くと目が疲れ、全身の疲れにもつながります。そうした事態を避けるとともに、雨やホコリを防ぐためにもサングラス着用をおすすめします。」
高橋尚子さんによると、自分の目元が相手に見えないので「勝負の駆け引き」にももってこいなのだとか。
Oakley(オークリー)とは
Oakley(オークリー)は1975年創立のアメリカ・カリフォルニアのメガネ・サングラスブランド。
「あらゆる状況下においてどのように眼を守るか?」をコンセプトに、世界中のアスリートたちの支持を受け、スポーツアイウェアシーンをリードしている…【続きを読む】