ベルギー発のメガネブランド theo(テオ)と、同じくベルギー・アントワープ出身のファッションデザイナー Tim Van Steenbergen(ティム・ヴァン・ステーンベルゲン)とのコラボアイウェアから、新作 Hollywood Classics が登場。
Hollywood Classics は、1940年代から50年代にかけて制作されたフィルム・ノワールから着想を得たコレクション。落ち着いた色合いと大ぶりなフォルムが、その時代を思い起こし、ツヤありとマット、直線と曲線の巧みな使い分けが、エレガントな女性らしさをさらに引き立てる。
Hollywood Classics のモデル名は、フィルム・ノワールに登場するファム・ファタールにリスペクトすべく、映画のタイトルと登場人物(出演者)の名前が組み合わされている。
theo by Tim Van Steenbergen(テオ・バイ・ティム・ファン・ステーンベルヘン)「Blue Veronica」
映画「青い戦慄」(1946年公開、原題「The Blue Dahlia」)で、ジョイス役を演じた Veronica Lake(ヴェロニカ・レイク)をイメージしたサングラス。丸いレンズと直線的なラインとの組み合わせが、深みある表情を与えてくれる。
theo by Tim Van Steenbergen(テオ・バイ・ティム・ファン・ステーンベルヘン)「Blue Veronica」
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theo by Tim Van Steenbergen(テオ・バイ・ティム・ファン・ステーンベルヘン)「Scarlet Kitty」
映画「緋色の街/スカーレット・ストリート」(1945年公開、原題「Scarlet Street」)で、Joan Bennett(ジョーン・ベネット)が演じたキティ・マーチをイメージしたサングラス。つり上がったようなレンズシェイプ、リム(ふち)の下から伸びるテンプル(つる)が、なんともセクシーでエレガント。
theo by Tim Van Steenbergen(テオ・バイ・ティム・ファン・ステーンベルヘン)「Scarlet Kitty」
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フリッツ・ラング コレクション スカーレット・ストリート [DVD]
theo by Tim Van Steenbergen(テオ・バイ・ティム・ファン・ステーンベルヘン)「Station Charlie」
映画「拳銃往来」(1948年公開、原題「Station West」)で、Jane Greer(ジェーン・グリア)演じるチャーリーをイメージしたサングラス。直線的なカタチに、マット仕上げのカッティングがよく似合う。
theo by Tim Van Steenbergen(テオ・バイ・ティム・ファン・ステーンベルヘン)「Station Charlie」
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フィルム・ノワールとファム・ファタールについて
▼フィルム・ノワール - Wikipedia
フィルム・ノワール (film noir) は、虚無的・悲観的・退廃的な指向性を持つ犯罪映画 を指した総称である。狭義には、1940年代前半から1950年代後期にかけて、主にアメリカで製作された犯罪映画を指す。
▼ファム・ファタール - Wikipedia
ファム・ファタール(仏:Femme fatale)は、男にとっての「運命の女」(運命的な恋愛の相手、もしくは赤い糸で結ばれた相手)の意味。また、男を破滅させる魔性の女(悪女)のこと。
theo(テオ)コレクション
▼掛けた瞬間、気分が上がる~theo(テオ)2014年秋冬新作メガネ
theo(テオ)「Mille - Golden Dream」シリーズ Mille+24 を筆者が掛けてみたところ。コロンとしたカタチに、不思議なほどゴールドが似合う。
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