アイシェアの調べによると、普段使っているメガネのほかに、用途に合わせたメガネを持っているひとは、約3割という調査結果が出た(調査対象:20代~40代のネットユーザー)。
男女別では大きな差はなかったものの、年代が上がるにつれて、用途に応じてメガネを使い分けるひとが増えている。
その理由のひとつには、年齢が上がるにつれて、目のピント合わせ能力が落ちていってしまうことが考えられる。
目のピント合わせ能力が落ちてくると、特にパソコンや読書のような近くを見る作業がつらくなってくるので、メガネを使い分けるひとが増えてくるのだ。
また、メガネ店でもパソコン用にメガネの使い分けをすすめるケースが増えてきているようだ。
日常的に使用するメガネのほかに、プライベート・ビジネスシーンを問わず用途に合わせたメガネを持っていますか?
使い分けのベスト3は「パソコン」「運転」「ファッション」
使い分けの用途のベスト3は、パソコン用(42.0%)、自動車運転用(38.7%)、ファッション用(37.8%)となっている。
パソコン用メガネは近くを見るのに負担がかかりにくいよう、近視のひとなら度を弱く設定するのが一般的だ。40代以上のひとで、いわゆる「老眼」状態のひとの多くは、パソコン用のメガネは必須になるだろう。
自動車運転用メガネは遠くがしっかりと見えるよう、度をしっかりと入れているはずだ。自動車運転用メガネを持っているひとは、日常生活では近くを見るのに負担がかかりにくいよう、度を弱めに合わせたメガネを使っているのだろう。
パソコン用や自動車運転用にメガネを使い分けずにすむ方法もある。遠くをしっかり見えるように度を合わせた上で、近くを見るのにも目に負担がかかりにくいレンズが、大手レンズメーカー各社から販売されている。目になるべく負担を掛けずに、遠くも近くもしっかり見たいひとにはおすすめのレンズだ。
詳細は、下記のリンクを参考にしてほしい。
- HOYA(ホヤ):REMARK(リマーク)
- Nikon(ニコン):リラクシー
- TOKAI(東海光学):ベルーナ サプリ
ファッション用メガネを持っているひとを男女別で比べてみると、男性:40.0%、女性:34.7%と、男性のほうが多くなっている。この結果は、女性のほうがコンタクトレンズを使っているひとが多く、外出時にはメガネを掛けないひとが多いからだと考えられる。
どのような用途のメガネを持っていますか?当てはまるものをすべて教えてください。