メガネ店 眼鏡市場と alook(アルク)を運営するメガネトップは、東北地方太平洋沖地震で被災した方々へ既製の老眼鏡を寄贈することを、ホームページを通じて発表した。
現在、物品と物流ルートの確保に向け、全社をあげて努力していて、具体的な方法については、準備が整い次第、あらためてホームページにて発表するとしている。
また、ネジの交換やフレームの調整・型直しなど、店頭で修理ができるものについては、全て無料で対応するとして、「お近くの眼鏡市場・alook(アルク)店舗までお持ちください」と呼びかけている。
さらに、青森・岩手・宮城・福島・秋田・山形・栃木・茨城の8県の顧客で、 被災によりメガネを「破損、紛失」されたひとについては、保証期間を拡大。通常は購入後1年間の破損保証を、1年以上経っている場合でも、「被災により「破損・紛失」された場合は、通常販売価格の半額で交換させていただきます」としている。
加えて、地震の影響で営業を見合わせている店舗の情報を、眼鏡市場と alook(アルク)それぞれで発表している。
2011年3月30日 12:30 追記
眼鏡市場は既製の老眼鏡を寄贈する準備が整ったことをホームページで明らかにした。寄贈する物資の詳細は次の通り。
- 既製老眼鏡:14,000本
- コンタクトレンズケア用品:4,000個
- 携帯充電器:160個
同社のホームページによると、眼鏡市場と alook(アルク)を運営するメガネトップの本社がある静岡県を通じて、既製老眼鏡 2,000本、コンタクトケア用品 840本、携帯充電器 160個を、岩手県の遠野市稲荷下屋内運動場へ送ったという。
さらに、岩手県・宮城県・福島県にて営業を再開した眼鏡市場と alook(アルク)の計23店舗で、既製老眼鏡の無料配布をはじめている。23店舗の詳細は次の通り。
岩手県
宮城県
仙台南吉成店、仙台一番町店、東仙台店、仙台西中田店、仙台長町店、名取店、古川店、大河原店、alook(アルク)仙台クリスロード店。
福島県
福島店、福島南バイパス店、会津若松店、会津若松花畑店、郡山新さくら通り店、郡山城清水店、郡山八山田店、喜多方店。
また、眼鏡市場のコンタクトレンズ取り扱い店で長期使用タイプのコンタクトレンズを購入したひとへの保証対象を拡大することもあわせて発表した。
ホームページによると、青森・岩手・宮城・福島・秋田・山形・栃木・茨城の計8県で1年以内に購入したひとは、4月30日(土)までの期間限定で被災により「紛失」した場合は、片眼につき一回限り、購入時の半額で保証される。
お詫びと訂正
記事掲載後に眼鏡市場公式サイト内の店舗検索ページがリニューアルされ、眼鏡市場の各店舗ページのURLが変更になったのに気づかず、間違ったリンクを張っていたことをお詫び申し上げます。
2011年5月6日 10:00に正しいURLにリンクを訂正いたしました。
alook(アルク)とは
ストレスフリーなメガネ「AKALK(アカルク)」。詳細はこちら。
alook(アルク)のコンセプトは「着がえるメガネ」。Tシャツやアクセサリー感覚で買えるよう、価格設定はレンズ込みで、5,250円、8,400円、10,500円、12,600円となっている。
同価格帯の Zoff(ゾフ)や JINS(ジンズ)と同様、毎月新作メガネを発売。毎月100バリエーション以上の商品が追加されるので、お店に行くたびに新しいフレームを見ることができるのが魅力だ…【続きを読む】
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