メガネ小売の最大手 パリミキ(メガネの三城)は、3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震の被災地・被災された方々への支援策を公式サイトで発表した。
それによると、現在、営業中の店舗では、被災された方々に対して、携帯電話充電用の電源やインターネット、トイレ、水道のほか、休憩所として駐車場を使うことを提供している。
今後は、被災地域(岩手県・宮城県・福島県の全域、青森県・茨城県の一部)の主要店舗を優先的に復旧させたあと、そこを拠点として避難所や仮設住宅へ足を運び、メガネの修理を無料で行う予定だとしている。
さらに、すでに準備してある緊急用メガネ、店頭に在庫している補聴器と補聴器用電池、三城グループが開発した保湿性が高い基礎化粧品を、無償で提供する予定だとしている。
それに加えて、被災されて困っている方々がメガネを購入する場合、希望により都合のいい時期まで代金の支払いを猶予することも考えているという。なお、期限については、6月30日(木)までとしているが、状況に応じて延長することも検討しているとのことだ。
パリミキ(メガネの三城)がここまで手厚い支援策ができるのも、過去に「阪神淡路大震災」「ジャワ島中部地震」「新潟中越沖地震」において、被災地へ災害支援チームを派遣してきた実績があるからであろう。
2011年3月19日(土)9時30分:追記
朝日新聞社会グループの Twitter によると、パリミキ(メガネの三城)は緊急用メガネ3万本、老眼鏡3500本、補聴器(視聴用)300台を準備中だ。
運搬するためのガソリンが確保でき次第、来週中に被災地へ向かうことを目指している。
メガネはひとりひとり度数などが異なるためピッタリ合わせるのは難しいが、同社のスタッフがなるべく近いものに合わせるという。
2011年3月23日(水) 13時40分:追記
緊急用メガネ3万本、既製の老眼鏡3500本、補聴器(視聴用)300台、補聴器用電池5000パックを提供することが公式サイトで発表された。
また、下記の店舗で緊急用メガネと補聴器用電池が若干数だが、被災された方々への支援用として提供されている。
2011年3月30日(水) 13時30分:追記
ホームページ内の「東北地方太平洋沖地震の被災者・被災地への支援について」では、「避難所訪問による支援活動のお知らせ」と題して、「今後の活動予定」や「支援活動の報告」が随時更新されている。
パリミキ(メガネの三城)は避難所を訪問して、メガネの修理や簡易視力測定をして、緊急用メガネ(近視用・遠視用・老視用)の無償提供と、同グループが開発した保湿性の高い基礎化粧品の無償提供を行っている。
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