コンタクトレンズメーカーのチバビジョンは、3月11日(金)に発生した東北関東大震災(東北地方太平洋沖地震)に被災した方々への支援として、ソフトコンタクトレンズ用のケア製品(消毒液、コンタクトレンズ保存ケース)計5000個を、宮城県の災害対策本部を通じて無償提供したことを明らかにした。
プレスリリースによると、今回の支援は被災地のコンタクトレンズユーザーによる「コンタクトレンズを消毒したい」「コンタクトレンズを外して保管するケースが欲しい」といった要請を受けたもの。すでに、3月19日(土)午後に現地へ到着している。
さらに、チバビジョンでは、今後も地方自治体やNGOなどを通じて、救援物資による支援活動を続けるほか、チバビジョンが属するノバルティスグループ各社と連携し、マッチングギフト制度(※)と呼ばれる社員および企業による募金活動も実施する予定だという。
※マッチングギフトとは
社員の個人的な寄付に対し、会社からも、社内で定めた基準に則り寄付をするプログラムです。 (例えば、社員Aさんが当団体に4,500円を寄付し、Aさんの勤務先の会社も同額を当団体に寄付する)
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洗浄液やケースなどのコンタクトレンズケア用品は各被災地で求められており、東京都などでも救援物資として受け付けている。
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3月14日(月)の電話取材に対して、チバビジョンは過去に災害の被災地へコンタクトレンズを提供した実績があることと、東北関東大震災で被災した方々へコンタクトレンズを提供する可能性を明かしていた。
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