四国に拠点を置く2つのメガネブランドとカメラマンとのコラボによる「眼鏡と写真」展が、東京・青山の SPACE KIDS で4月22日(日)まで開催されている。
「眼鏡と写真」展に参加しているのは、独学でデザインを学び、2011年10月にデビューしたブランド PADMA IMAGE(パドマイメージ)と、イタリアでも展開しているブランド Fascino Ribelle(ファッシノ リベッレ)。
アート感覚あふれる空間の中で、デザイナーと会話をしながら、メガネに対する新たな視点を得ることができる展覧会となっている。
PADMA IMAGE(パドマイメージ)
(写真1)PADMA IMAGE(パドマイメージ)の展示。
PADMA IMAGE(パドマイメージ)は、独学でメガネのデザインや生産工程を学び、メガネ店のスタッフとしての経験も持つ蓮井友城氏が、2011年10月に立ち上げたブランド。「眼鏡と写真」展では、ファーストコレクションに加えて、新作2型(写真2・3)を展示。「造形美+ファッション性+ワクワク感」を今年のテーマに掲げ、”提案型”のフレームを写真とともに表現している。
(写真2)PADMA IMAGE(パドマイメージ) SAICORO。2012年春の新作。
(出典)http://padma-image.petit.cc/0engine/tokyo_bbs.cgi
(写真3)PADMA IMAGE(パドマイメージ) RICE。2012年春の新作。
(出典)http://padma-image.petit.cc/0engine/tokyo_bbs.cgi
Fascino Ribelle (ファッシノ リベッレ)
(写真4)Fascino Ribelle (ファッシノ リベッレ)の展示。
Fascino Ribelle(ファッシノ リベッレ)は、福井県のメガネフレームメーカーでデザイナーを務めたあと、イタリアを拠点に活動していたメガネデザイナー山口進也氏と、イタリア人のエンリコ・ラモート氏、さらに日本のメガネブランド FACTORY900(ファクトリー900)の青山嘉道氏とのコラボレーションから生まれたメガネブランド。
(写真5)Fascino Ribelle (ファッシノ リベッレ)の展示。
写真右上はデザイナーの山口進也氏。
「眼鏡と写真」展では、徳島を拠点に活動するカメラマン下塚潤一氏が撮影した Fascino Ribelle(ファッシノ リベッレ)ユーザーの写真の上に、メガネを掛けるというアプローチが印象的。
ひとりに対してふたつの表情の写真が並べて展示されており、メガネが掛けるひとの表情を豊かに彩るさまが表現されている。
メガネに対する新たな視点が得られそう
「眼鏡と写真」展では、展示を楽しむだけでなく、デザイナーと直接会話ができるのも魅力と言えよう。
PADMA IMAGE(パドマイメージ)の蓮井氏、Fascino Ribelle(ファッシノ リベッレ)の山口氏ともに、ふだんなかなか直接会う機会のない一般ユーザーとの会話を積極的に楽しんでいる姿が印象的だった。
両ブランドのファンのひとはもちろん、メガネが好きなひと、さらにはメガネにネガティブな感覚を持っているひとも、「眼鏡と写真」展に足を運び、デザイナーと会話をすることで、メガネに対する新しい見方や考え方が得られるのではないだろうか。
「眼鏡と写真」展について
- 会期:2012年4月17日(火)~2012年4月22日(日)
- 場所:SPACE KIDS
- 住所:東京都港区南青山2-7-9
- 電話:03-3423-2092
- アクセス:青山一丁目駅(東京メトロ 銀座線・半蔵門線、都営地下鉄 大江戸線)5番出口から徒歩5分。
(写真6)SPACE KIDS 外観。